へし切さん
のうた一覧
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散り落ちて道ばた染める花びらの跡もはかなきさざんかの花
令和六年十二月十日
8
君は逝き 僕の心の中に跡を残す...
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愛すると恋ふる思ひは似て非なる愛は昇華で恋は燃焼
令和六年十二月二日
10
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悲しみは癒えても残るおもかげに見えてふと消ゆうたかたの恋
令和六年十一月三十日
12
老いるとは 出会い、別れの悲し...
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さよならと影を残して洋館の風見の鶏は君を見つめる
令和六年十一月二十九日
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初恋は純情でまっすぐ だから切...
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豊かさを知らない暮らしに 冬の雨 君さへいれば愛さへあれば
令和六年十一月二十日
8
見に沁みる冷たい雨 心ばかりは...
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君が見て僕を恋しくなる如き長き手紙を書きたい秋の夜
令和六年十一月十九日
9
逢いたいね...
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玉梓の妹が面影うすれゆくセピアの色に染まる街角
令和六年十一月八日
12
夕暮れは何となくもの淋しいが ...
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秋暮れて み山のもみぢふみわけて妻恋ひすらし 小牡鹿のこゑ
令和六年十一月四日
14
君のいない 秋はなほ淋しい...
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秋の日の色なき風は 君の声 時に悲しい 時にやさしい
令和六年十月二十六日
13
秋の風は 金風、爽籟、萩風、花...
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散らし雨 道ばた染めて金木犀ひらりひらりと 落ちても香る
令和六年十月十九日
11
昨日は降ったり止んだり 寒い雨...
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しみじみと人の人情と温もりに胸あつくなる鬼平の愛
令和六年十月十八日
11
「鬼平犯科帳」挿入歌より ht...
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なでしこの花一輪でなごむ部屋 淡いピンクはしあわせの色
令和六年十月十日
11
撫子は君 君さえいれば 幸せ...
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暮れかかる憂き身にしげき思ひ草 葉末にむすぶ野辺の白露
令和六年十月五日
12
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虫の音の清かに聴けば秋の夜の静寂は人のこころ侘びしむ
令和六年十月四日
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九月を尽きて空しき秋の空ながめにまさる袖の露かな
令和六年九月三十日
12
秋晴れとは程遠い降り続く雨 も...
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朝露の消ぬべき吾が身 老いぬとも 恋は繫けく今を生きけり
令和六年九月二十八日
10
心ばかりは...
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おたがいに肌寄せ合えば夢のなか恋路に迷ふ人は愛しい
令和六年九月二十五日
10
切ない歌ですね それでもいいと...
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刈萱のつかの間も忘られぬ吾も恋ふとや咲く吾亦紅
令和六年九月二十四日
13
君がいないと僕はやはりダメ...
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秋さりてわき立つ雲は夏の跡 終らぬ恋にこころ彷徨ふ
令和六年九月十一日
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雨晴れてこころすがしき白木槿せいそな女の面影を見ゆ
令和六年九月五日
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