へし切さん
のうた一覧
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杉の樹に罪はなけれど消へ失せば鬱気も晴るる春や和める
平成二十六年三月十日
22
もう重症で...
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誰よりも春さきがけてマンサクは黄金に染みて豊穣祈る
平成二十六年三月十日
25
夢士様よりヒントを頂きました。
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晴れわたる青空なのに浮かぬ顔粉飛び散らばいらいらつのり
平成二十六年三月九日
12
毎年この季節は憂鬱、外出も控えめ...
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歳とれど悩みの種は尽きもせず残る命を惜しみて生くる
平成二十六年三月八日
28
未だ迷いの中に...
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心なし淋しげに見ゆ山茶花は去りゆく冬を惜しむがに咲き
平成二十六年三月七日
22
冬にはあれほど燃え立つ紅に咲き乱...
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春あらし地中ざわざわ雨うてば虫たちのこゑ混じりてさわがし
平成二十六年三月六日
22
今日も雨風強く荒れた一日でした。...
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無常にも散らふ定めと咲く花に人の命の儚きを思ふ
平成二十六年三月五日
22
「死生命あり」:人の生死は天命、...
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気まぐれな風のたよりに惑ふ梅此方彼方と誘はれければ
平成二十六年三月四日
17
寒暖の差に困った様子、我が家の梅...
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ほどよきが仕合せなりと思ふれど落ちぬ欲垢失せぬ煩悩
平成二十六年三月三日
23
程々にと思うのだが...
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ゆるゆると春意動きて梅の花ひとつふたつとほころび香る
平成二十六年二月二十八日
23
春意:春の長閑な気持ち
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風なくも命尽きるを悟るがにぽとりと落つる花ぞ哀しき
平成二十六年二月二十七日
43
椿を見るとやはり妻を重ねて思って...
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春のどか歩む足取りかろやかに天気晴朗こころも弾む
平成二十六年二月二十七日
21
今日は本当に寒さが和らぎ穏やかな...
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里山の水泉動く谷の川瀬音さわがし春を告げゆく
平成二十六年二月二十六日
23
水泉動く:凍った泉が解けること
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閑暇得てうつらうつらと昼寝する鳥はさえずり夢見を覚ます
平成二十六年二月二十五日
19
暇とは退屈なものと思うのだが、ゆ...
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日は高く睡り足れるも起きがたく衾かさねど寒きに臆す
平成二十六年二月二十四日
21
衾:掛け布団 まだまだ朝は寒く...
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変わらぬに昔は春を愛でし吾老ひては何故に春を悲しむ
平成二十六年二月二十二日
42
老いの孤独は耐えがたい...
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咲く花も散る花と知ることわりを思ひて己が生き様を問ふ
平成二十六年二月二十一日
48
散る桜 咲く桜も 散る桜(山頭火...
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染め上げば朝日と紛ふ君やたれ問へど答へぬくちなしの花
平成二十六年二月二十日
25
純白の可憐な花を咲かせる梔子の実...
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常識が非常識にと変わる世を一途に思ひ己が道行く
平成二十六年二月十九日
23
信念を曲げ後悔するよりも... ...
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遣る瀬なく一年毎に歳をとり染まぬ区別を受くる身となる
平成二十六年二月十八日
21
65歳を過ぎると行政上高齢者扱い...
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