へし切さん
のうた一覧
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君といふ 灯りが消えたその日から 吾は彷徨ふ夢のあとさき
令和三年十一月二日
15
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人知れぬ 吾が身も同じ野辺の花 侘びしくもあり 愛しくもあり
令和三年十月三十一日
17
置かれた場所でひそやかに...
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君にこそ 恋ひしきふしは覚えつれ したふ柞に影をかさねつ
令和三年十月二十八日
13
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秋さびて 利休鼠の夕しぐれ 心の秋の侘びしかりけり
令和三年十月二十五日
11
さぶ:らしくなる、秋さぶ:秋めい...
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秋山のしたへる妹を恋ひしのぶ紅葉づる山を眺め暮らしつ
令和三年十月二十三日
12
秋山の:「したふ」にかかる枕詞 ...
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今もなほテレサの歌を口ずさみ恋ひする女の切なきを知る
令和三年十月二十二日
11
「つぐない」には男ごころを奪われ...
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よひよひに 通ふ夢路のしのぶ草 摘みては数ふ 君への思ひ
令和三年十月二十一日
16
のきしのぶ、忘れ草とも言うのであ...
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秋さらば見つつ偲へと石竹花の咲きにけるかな恋ひし君はも
令和三年十月十五日
17
君の植えた撫子の花が今年も綺麗に...
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天雲の外に見しより女郎花 秋のものとて眺め暮らしつ
令和三年十月十三日
16
天雲の:外(よそ)に掛かる枕詞 ...
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おだやかに過ぎる一日に 手を合わす 夜のしじまの秋の虫の音
令和三年十月十一日
18
虫の音が君の声であれば...
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花の名を知るも楽しい 日日草 日日是好日なりとや
令和三年十月十日
14
花図鑑で知りました。 もともと...
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秋されば 野風にゆれる花すすき 穂に出でてまねく君が袖かも
令和三年十月九日
17
ウォーキングの途次、河川敷に一叢...
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名も知らぬ花は咲きけり 道の空 知らぬ其の名も などか無からむ
令和三年十月七日
13
道の空:道の途中 昔、通勤時に...
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秋の夜を寡黙にするか 深き香の さそふ夢路に木犀の花
令和三年十月六日
18
木犀はその独特な芳香で人々に秋の...
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夕暮れは むなしき空にものぞ思ふ 雲居はるかに君を恋ひつつ
令和三年十月五日
15
第二句三句:何もない空に思いをは...
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吹きわたる 秋の野風に 萩の花 散りなむのちぞ 恋しかりけり
令和三年十月三日
16
ゆっくりと歩んでいこう 残る人...
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野分だつ風に揺れつつ秋桜の花咲き撓ふ繁き恋はも
令和三年十月二日
15
今日は台風一過の秋晴れに...
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むなしきは秋の夕暮れ及くはなし涙に暗るる君が面影
令和三年九月二十九日
14
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秋風の吹きにし日よりぬばたまの妹を恋しみ夢に見えつつ
令和三年九月二十五日
15
秋風の吹きにし日より:「立秋の日...
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吾がごとくものや侘びしき秋の虫 鳴く音もかなし長き夜一夜
令和三年九月二十三日
11
ひとり淋しいと過ごしていると、私...
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