へし切さん
のうた一覧
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山はみな錦織りなす秋景色 色づき初める櫨のもみぢ葉
平成二十八年十月二十一日
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風におつ木の葉が下のみなし栗 思へば哀し吾が老い身かな
平成二十八年十月二十日
25
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春は花 秋はもみぢに桜樹のさかりのあとは 侘しかりけり
平成二十八年十月十九日
28
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山里のははそのもみぢ薄けれど吹く風寒し秋はふけゆく
平成二十八年十月十七日
25
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過ぎし日の風にささやく秋桜の花ゆれやまず老いの淋しさ
平成二十八年十月十六日
26
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奥山の峰のこずゑも色づいて山辺さやかに照らす月影
平成二十八年十月十五日
24
秋も深まり山はもみぢの錦にだんだ...
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秋はなほ月の桂も黄葉する山のこのはに照りまさるらむ
平成二十八年十月十四日
25
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青々と空の果たては澄みわたりたわわに柿の実は熟しけり
平成二十八年十月十三日
26
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貴船菊 色も移ろひ散りゆけば 秋を見つめた瞳ぞ愛なし
平成二十八年十月十二日
22
秋明菊:貴船菊ともいうそうです。...
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白萩の身を知る雨に咲き濡れて君が若死し吾を老いしむ
平成二十八年十月十一日
22
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咲く花も人も盛りに華やいで 散りゆく時のなほ愛おしき
平成二十八年十月十日
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光陰矢の如し、その瞬間を懸命に生...
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何かなし秋の夕べはもの思ふ心にかかる弓張の月
平成二十八年十月九日
28
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ゆふつづの夕べの街は侘びしかりひとり見上ぐる星影ひとつ
平成二十八年十月八日
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「一つ星 汝もひとりか 吾もまた...
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ま愛しみ夢にもさ寝んさねかずら秋は暮れども逢ふよしもがな
平成二十八年十月七日
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ま愛しみ:本当に愛おしい さ寝...
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秋の陽はつるべ落としに暮れかかり火点し頃は なほ 侘びしかり
平成二十八年十月六日
27
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誕生日 孫と戯る かくれんぼ いないよ!いないよ! 爺はどこだ
平成二十八年十月四日
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孫の一歳の誕生日、一升餅のお祝い...
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なけやなけ 秋の夜ながの草雲雀 ひとり臥す身の 吾 侘しめて
平成二十八年九月二十九日
27
草雲雀は雄が雌を呼ぶために夜通し...
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野路ゆけば尾花がもとの思ひ草かれゆくほどに懐かしきかな
平成二十八年九月二十八日
27
かれゆく:枯れる、および、離れる...
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甲斐なくもやる瀬無き世の浮き舟にいたくな吹きそ沖つ海風
平成二十八年九月二十六日
30
連歌に乗り遅れ...
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春先に焼ぶる野原に蘇へる生命たくまし萩の花咲く
平成二十八年九月二十五日
32
萩の花は古る枝には花を付けない。...
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