へし切さん
のうた一覧
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お風呂場に彷徨ひ込みしか 蜘蛛のいて 殺しちゃダメだと言ひし 母思ふ
令和八年七月一日
1
幼き頃によく母から言われてもので...
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あと一歩 このあと一歩が届かない 勝つには足りぬ 花いちもんめ
令和八年六月三十日
6
負けちゃいましたね 悔しいと言う...
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人生の過ぎた時間はもどらぬが今を変えれば無駄とならない
令和八年六月二十八日
5
過去は変えられない 充実した今を...
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いとはねば 気づかぬうちに時は過ぎ 来るは侘びしき 老い残る日々
令和八年六月二十七日
9
「いとわねば 何時か盛りは 過ぎ...
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パ、タ、カ、ラ、と声をはりあげ 口角を気づかいしおり 老いの誤嚥に
令和八年六月二十六日
8
薬を飲んでも、お茶を飲んでも最近...
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耐え忍ぶ 民を横目に新庁舎 ひとは勇みて建てるものかは
令和八年六月二十五日
5
民は古家も建て替え遣らず...
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お役所は 地元の企業の得意先 公共事業で私腹を肥やす
令和八年六月二十四日
4
地方創生などと言って補助金をばら...
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「どうですか?」かかりつけ医はいつも言ふ 甲斐なき問いに いつもの処方
令和八年六月二十三日
10
「甲斐なき」と「解なき」を掛けて
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吾が姿 映す写真を眺めれば 寄る年波に 抗へぬ顔
令和八年六月十五日
12
久しぶりに遊びに来てくれた孫と一...
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若者が 我が物顔で走り去る 耳にイヤホン スマホを見ながら
令和八年六月十二日
4
ながら自転車が禁止されて随分と周...
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人生は気づかぬうちに過ぎるから 死ぬる前には自分を生きる
令和八年六月十一日
9
「人の為に何かをする」そう教えら...
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夕暮れて 鎮守の森の影は濃く 斎ふこの社 静もりて建つ
令和八年六月八日
15
散歩道の途次 こんもりと樹々に囲...
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世の中に運が悪いと言ふまえに努めて掴め女神の前髪
令和八年六月六日
6
幸運の女神には前髪しかない「ギリ...
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皿洗うシンクの縁に蜘蛛のいて両手でやさしく殺さぬように
令和八年六月二日
11
子供の頃、母から蜘蛛は害虫を食べ...
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何もない時代に生まれ豊かさを掴んでみても何か淋しい
令和八年六月一日
10
時代は変わり、物は増えて便利には...
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早朝のはしる激痛ふくらはぎこむら返りに堪ふるも難し
令和八年五月二十七日
11
老化防止にと筋力を無理に鍛えるこ...
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しあわせの白詰草に祈り込む 四つ葉をさがす子供の瞳
令和八年五月二十四日
10
四つ葉のクローバー こどもの頃...
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どくだみは切れば生えすれ 雑草の刈りても残るその根 地の中
令和八年五月十九日
6
地中に蜘蛛の巣の様に根が生えてい...
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母の日を過ぎて消えたよ カーネーション 花屋にのこる商魂の跡
令和八年五月十二日
11
あんなに沢山あったカーネーション...
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歌人に物識り多く 言の葉を辞書を片手に 知るぞ楽しき
令和八年五月十一日
9
花の名、物の名、それに古語、僕に...
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