へし切さん
のうた一覧
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さよならと季は移りゆく 処暑の朝 ほとほり冷めぬ ひと夏の恋
令和八年八月二十三日
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道すがら野辺に生ひたるかほ花の見えつつ妹は忘れかねつも
令和八年八月十八日
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ひと夏の恋に身を捨て 仰のきに蝉の骸は みちのべに果つ
令和八年八月十日
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夕方、買い物の途次 蝉が仰向けに...
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はつはつに咲きふふみつつ夏の日の燃えたつかげに百日紅のはな
令和八年八月三日
10
八月に入り百日紅の花が咲きはじめ...
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道端に忘れないでと 咲いている花に頷き 僕は生きてる
令和八年八月一日
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無花果と書くのに実の中 花はある 子宮のようで なぜか愛しい
令和八年七月三十日
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母の胎内にいる赤子のようで 懐か...
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枯れてなほ 花の姿のままに立ち 見るも哀しや あぢさゐのはな
令和八年七月二十七日
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鬼百合と呼ばれてかなし あらぬ名を負ひてなほこふ 俯きて咲く
令和八年七月十六日
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かなし:愛し、悲し こふ:乞ふ...
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月面の 湿りの海の泥濘にこころ囚われ 今を生きてる
令和八年七月八日
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窪 美澄「夜に星を放つ」と言う本...
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栗の花 落ちて匂へる初夏の雨にけぶれる いのちの花穂
令和八年七月五日
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栗花落(つゆり)と読みます 花が...
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しのぶれど色に出でぬかわが恋は音せぬ雨に濡れるあぢさゐ
令和八年七月三日
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昔へや今も恋しき 夏の夜を寝も寝られずに 恋ひまさりけり
令和八年六月二十九日
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ほととぎす鳴く音に 何を思ふらむ こたへやはせぬ くちなしの花
令和八年六月二十日
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色あせず 君の描いた紫陽花は今も咲いてる 君のいた部屋
令和八年六月十九日
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妻の遺品となった水彩画 色々と残...
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ほととぎす汝が鳴く初音 あぢきなく聲さだまらぬ 恋せらるはた
令和八年六月十八日
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はた:副詞 上の意を受けてひるが...
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今もかも咲きにほふらむ 橘のかほり懐かし 妹が袖の香
令和八年六月十七日
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橘は 実は秋、花は夏の季語になり...
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思ひ寝に逢はむとぞ思ふ 咲きしよりひとり侘び寝ぬ 常夏の花
令和八年六月十六日
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常夏:なでしこの異称(花の盛りが...
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あしひきの 山ほととぎす鳴く声を聞けば 離れにし君ぞ恋ふるらめ
令和八年六月十三日
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また君に恋してる...
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人知れず 一人静の好きな人 淋しがりやは つぎねを恋ふる
令和八年六月十日
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つぎね:二人静 一人静も二人静...
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樹々はみな小さく満ちて初夏のみどりの風は乙女をつつむ
令和八年五月三十一日
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かぜとなりたや はつなつの ...
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