詠み人知らずさん
のうた一覧
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降り積もる降り積もる降り積もる雪のした一億年の眠りを眠る
平成二十二年一月六日
6
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ひとつずつ回収されてゆくいのち少し眠って還っておいで
平成二十一年十二月二十八日
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あの雲は君に霰を降らせるよ手に手をとって走って逃げよう
平成二十一年十二月二十四日
6
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貝殻の中に詰まった空っぽに耳をあてれば繋がるどこか
平成二十一年十二月十九日
4
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「うん すごく こわかったんだ きみがしぬ ゆめをみたのに かなしくなくて」
平成二十一年十二月六日
6
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「何にもない」が空からしとしと降ってくる 「何にもない」が街に満ちゆく
平成二十一年十二月二日
4
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僕たちが滅びることを許されるいつかの雨はきっと優しい
平成二十一年十一月二十七日
9
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表情を隠すためじゃなく表情がないのを隠すための仮面です。
平成二十一年十一月二十一日
5
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いつの日か奏でられるべき旋律が羽虫のように君を追ってく
平成二十一年十一月十五日
4
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世界中のあらゆる神話のはしっこに身をひそめつつ時を待つもの
平成二十一年十一月九日
2
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街路樹のてっぺんに立ち初雪を待ち焦がれている羽のあるひと
平成二十一年十一月六日
6
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きらきらと剥がれおちるのはまず鱗それから輪郭さいごに歌声
平成二十一年十一月五日
9
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朗読されているのはわたしの人生すべて。わたしは死ぬのだと悟る。
平成二十一年十月二十八日
3
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痩せた子よ つきのわぐまの月の輪をくぐれば行けるまぼろしの国
平成二十一年十月二十二日
3
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わたくしの骨で楽器をつくりなさい 忘却の彼方でわたしを弾きなさい
平成二十一年十月二十一日
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百億の人々が百億通りの神様に祈りを捧げる また冬が来るよ
平成二十一年十月二十一日
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百万と一回世界は滅びました 百万と二個めの世界がじき生まれます
平成二十一年十月十一日
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膝まくらしてあげるよ二人で聞こう地球が最後に自転する音
平成二十一年六月十八日
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おやすみなさいおやすみなさい地球と一緒におやすみなさい
平成二十一年六月十三日
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天上の誰かの手から次々と溢れこぼれる光こそ夏
平成二十一年六月十二日
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