詠み人知らずさん
のうた一覧
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あの月の下で激しく吠えるだろう打ち捨てられた私の骸は
平成二十二年七月二十日
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君が漕ぐ自転車の後ろに跨がって追いかけてくる月から逃げた
平成二十二年五月二十七日
10
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身の内に宇宙の記憶を孕みつつ風に巻かれて種は地に落つ
平成二十二年五月二十三日
6
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ひそみたる罪のしるしはちかちかと月に応えてまたたいている
平成二十二年四月三十日
3
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呼吸する資格もないと断罪を告げる資格はお前にもない
平成二十二年四月二十九日
7
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たくさんの嘘は鎧で盾で武器 ひとつのかよわい真実のため
平成二十二年四月二十四日
11
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どうしても捨て去りきれぬものならば傷もナイフもそっと隠し持て
平成二十二年三月十八日
4
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ねぇ訊いて? だれがこまどり殺したのって それはわたしと わたしが言うから
平成二十二年三月十五日
1
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ぜんぶ ぜんぶがいとおしい 君の呼吸 僕の脈拍 地球の自転
平成二十二年三月十四日
5
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君は歌う宇宙の底の底の底ほのかに溜まるひかりの中で
平成二十二年三月十二日
7
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今はもうほんのり優しい夢のよう僕らがこの星に生きていたこと
平成二十二年三月十日
4
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もう何も怖くはないよ雨音にひそやかに混じる君の囁き
平成二十二年三月九日
7
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九ヶ月たったら雪もまた降るだろうみどりの風を浅く吸い込む
平成二十二年三月八日
6
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彼方より届く電波のメッセージ「ワタシ」「スル」「アナタ」「肯定」
平成二十二年三月七日
2
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この星でいちばん最後の花が咲くいちばん最後の蝶が来るまで
平成二十二年三月六日
10
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さようなら 音の速さで逃げてく君を光の速さでとらえたかった
平成二十二年三月四日
7
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痩せ犬が呼ぶ三月の空の青すべての嘘を見透かしてくれ
平成二十二年三月三日
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三月の日差しは淡くあたたかく沼の底までやさしく響く
平成二十二年三月二日
7
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春の朝あの子が来るまであとすこし散らないでいるよと花弁が言った
平成二十二年三月一日
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コレデイイでもコレモイイでもなくコレガイイ! って断言しろ! 走れ僕ら!
平成二十二年二月二十二日
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