備前 大輔さん
のうた一覧
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土塊の我が身体より泪溢れ残る吉日数え指折る
平成二十五年十二月二十七日
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臓物に蛇這いまわる長い夜ゆばりを漏らす重い背を折り
平成二十五年十二月二十三日
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夜の猿嬲る花片を喰い散らし蜜を盗んで笑い繕う
平成二十五年十二月二十三日
2
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咲き急ぎ食い散らされ哭く檻の花獣憐れむ我はけだもの
平成二十五年十二月二十三日
1
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摘まれ待つ檻の名花に集る虫朝に骸を掃く男あり
平成二十五年十二月二十三日
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人気ない駅の待ち人未だ来ず美濃山肌の底冷える赤
平成二十五年十一月二十七日
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つとに発ち駅また駅の渡り鳥 肘つく窓はひとときの枝
平成二十五年十一月二十一日
2
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木漏れ日が地に一局の盤を為す戯る猫は掌中の駒
平成二十五年十一月十二日
6
改訂
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潮風と古椅子の香で満つ渥美線 波濤の果てより帰る人あり
平成二十五年十一月十二日
2
改訂
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赤銅に染まる渥美の畑道 潮の呼び声辿り碕行く
平成二十五年十一月七日
3
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「座りん」と老貴婦人は楚々と立つ じゃんだら三河を離れる駅で
平成二十五年十月三十一日
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三河弁と尾張弁の違いは余り他県に...
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湯気昇るしじまの空に鳶ふたつ影落ちる湯に人の息あり
平成二十五年十月十四日
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湯船入り肉も心も泥と化す母のカレーのジャガイモのごと
平成二十五年十月十三日
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「ボンカレーはどう作ってもうまい...
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ぐずぐずと茹で崩れゆくこの身体 湯治の空は一丈の青
平成二十五年十月十三日
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作歌の後で、水滸伝の「一丈青」こ...
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どぶ川のぼうふらの様にゆらゆらと浮いて漂い沈んで逝きたい
平成二十五年十月十三日
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鳶低く飛ぶ天つ空触れたくて手伸ばす我は露天の素裸
平成二十五年十月十三日
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昨日今日明日と日銭でながらえる我が灯の燃え尽きるまで
平成二十五年十月七日
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蚊の群れる慣れぬベンチでパン齧る小雨降れども行く宛ても無し
平成二十五年十月七日
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飯を食う吾の掌で蚊も飯を食う互いに腹を膨らませつつ
平成二十五年十月七日
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来る人も往く人も吾もくたばれ、と 仰臥の呪詛は夜闇に溶けゆく
平成二十五年十月六日
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石川啄木の「一度でも我に頭を下げ...
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