備前 大輔さん
のうた一覧
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透き通る桜の花片その奥に妬ましきほど陽は高く燃ゆ
平成二十六年三月二十六日
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水を欲る当て馬のごと嘶きて暗き口端を舌で濡らしぬ
平成二十六年三月二十五日
2
改訂
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刺すがごと人を畏れし野良猫の野良の矜持を慈しみたり
平成二十六年三月二十四日
6
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靴墨の香も薄れゆくこのときに走れ走れよ甘き汗もて
平成二十六年三月二十二日
1
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爪皮と共に歪んだ古き靴皺と傷もて「所有」を刻めり
平成二十六年三月二十二日
2
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女憎し憎し憎しと言いしのち我は女に許しを乞えり
平成二十六年三月二十二日
3
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雨の中マスクに籠る弱き声あいつ憎し女憎しと眼鏡曇らす
平成二十六年三月二十二日
1
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訪ね往きし舎の白壁に黒々と浮かぶ上司の面を蹴りたり
平成二十六年三月二十一日
2
革靴で十六文キックは良くない。
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空覆う飛蝗のごとき細雪地を這う子等を白く染めたり
平成二十六年三月二十一日
2
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低雲の上を飛べんか雨燕賢しらな背を置き捨ててゆけ
平成二十六年三月二十一日
2
雨の日に低く飛ぶ燕を見て、鬱屈し...
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草毟る吾が手を染めし葉緑よ汝が名を知らぬ罪は在りしや
平成二十六年三月十九日
5
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眼窩奥鈍き痛みに眼を細む留まる場所なき薄明の空
平成二十六年三月十九日
3
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いつしかに自涜覚えし指五つ触れたき肌の記憶なくせり
平成二十六年三月十五日
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餌を乞う野良猫の眼のその奥にへつらいの眼の男ありし夜
平成二十六年三月十三日
2
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払う手に野良猫は眼を見開けり施しに媚び太りたる眼を
平成二十六年三月十三日
4
東海歌壇投稿歌
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夕間暮れ日の給金でパン買いぬ膝にすがりし野良猫を追い
平成二十六年三月十三日
2
東海歌壇投稿歌
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雪小路 番いの轍が象どれり薄墨で引く一文字のごと
平成二十六年三月十一日
1
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草繁り人なき畔の枯れ桜なおも咲けよと春を待つ人
平成二十六年三月十日
3
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書家一人紙の大河に漕ぎ出づる黒く澪引く古筆の櫂
平成二十六年三月十日
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寝ては醒め濁る意識で一夜越す終わらぬ夢に朝鳥の声
平成二十六年三月十日
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