備前 大輔さん
のうた一覧
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山霧の曇りも晴れし心地かな墓守たらんと家に帰る日
平成二十六年八月十五日
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海鳴りに似た幻聴の闇の中ささやかなりし夜は我が物ぞ
平成二十六年八月十三日
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語るほどの我無きが故残すほどの種無しと知る褐色の夏
平成二十六年八月十三日
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稲群れの波の緑の繁き朝陽に立ち向かう一羽白鳥
平成二十六年八月十三日
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日は落ちていつしか音もなくなりぬ夜を越すごとに欠けし蝉鳴り
平成二十六年八月十日
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えらのごと上下に喘ぐこの胸に注ぐ夏日と熊蝉の声
平成二十六年八月十日
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我が生を評す者あり戯れに蟻踏むがごと犬追うがごと
平成二十六年七月十九日
2
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杯のなか揺らぐ月円三度干す梅雨の夜に人を送らん
平成二十六年七月十九日
4
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蛾と違え我が殺めし蝶の子は空に餓えて手を伸ばしけり
平成二十六年七月十九日
2
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我が家族血筋たらしむ系譜あり羽蟻のごとく男子が蝕む
平成二十六年七月三日
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まだ赤き頬を受話器に君は言う親になったと父になったと
平成二十六年六月二十八日
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未だ呼ぶ名さえ持たざる孕み子の母似の寝顔思う春の夜
平成二十六年六月二十八日
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東海歌壇投稿歌
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股座のうろに芽生えし孕み子よ受肉の時に何を祈らむ
平成二十六年六月二十八日
4
東海歌壇投稿歌
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孕み子よ父のくびきも母の目も知らざる汝れが何に祈らむ
平成二十六年六月二十八日
4
東海歌壇投稿歌
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今日もまた役所めぐりの旅からす黒き尾羽を濡らし群れゆく
平成二十六年六月十日
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スーツの蒸れる季節となりました。
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雷鳴もなき曇天にささくれし我を撫で去る初夏の風
平成二十六年六月八日
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空想の父を殺せし夏の日に野辺に座りて母を探せり
平成二十六年六月八日
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我が中に滾る潮の一滴母の血ならむ誰の血ならむ
平成二十六年六月七日
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母が手の襤褸切れに似し土曜朝残る白地を探し寝にけり
平成二十六年五月二十四日
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病熱の呼気に灼け付く咽より睡魔来たりて頬を寄せたり
平成二十六年五月二十四日
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