備前 大輔さん
のうた一覧
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日は落ちていつしか音もなくなりぬ夜を越すごとに欠けし蝉鳴り
平成二十六年八月十日
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語るほどの我無きが故残すほどの種無しと知る褐色の夏
平成二十六年八月十三日
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惚れて買い十日ののちに失しけむタイピンの像誰に添うらむ
平成二十六年八月三十一日
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現在推量の「らむ」「らし」の区別...
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舌を刺す細い吐息の熱をもて渇けよ膚よ劣情の目よ
平成二十六年九月二十八日
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脈褪せて赤黄に透ける病葉を地へ抱きとれ若き北風
平成二十七年一月七日
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夜を越えて裸眼に歪む輪郭と吐息が白く溶け混ざりゆく
平成二十七年一月八日
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光無く汗蒸す部屋で伏す祖母の瞳は映さず孫の非さえも
平成二十五年八月二十四日
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粘濁のタールのような焦燥に重ねた齢を数え夜を越す
平成二十五年八月二十四日
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中空に浮かぶ円は璧ならむ薄墨を引く叢雲のなか
平成二十五年九月二十日
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白い夜に眠る草木を踏み歩く朧に霞む今宵の月と
平成二十五年九月二十日
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組み敷いた珠の汗の女穿ちやるその白き喉喰い破らんと
平成二十五年九月二十八日
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咲き急ぎ食い散らされ哭く檻の花獣憐れむ我はけだもの
平成二十五年十二月二十三日
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臓物に蛇這いまわる長い夜ゆばりを漏らす重い背を折り
平成二十五年十二月二十三日
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小悪の担保に足るか我が生は血脈に棲む遺恨すら積む
平成二十六年一月十二日
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東海歌壇 投稿歌
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赤札と洗濯タグの立ちならぶオフィスでひとひ年を言祝ぐ
平成二十六年一月三十日
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東海歌壇 投稿歌
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詰問の眼は獣心に輝やけり顎門の獲物に我は祈らん
平成二十六年二月二十日
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山地蔵赤い列なし衆を見守るゴルゴタの架に続く道かも
平成二十六年二月二十三日
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軒下に棲みし蜂らを弔えり「巣」を守るために殺めし子らを
平成二十六年三月二日
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過去の作品を習作として手直ししま...
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夏風に群れた綿雲千々に散る影も記憶も輪郭は無し
平成二十六年三月四日
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過去の作品を習作として手直ししま...
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地の蝉に街路樹が敷く濡れ落ち葉足裏をさす骸の重み
平成二十六年三月四日
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過去の作品を習作として手直ししま...
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