備前 大輔さん
のうた一覧
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今日もまた役所めぐりの旅からす黒き尾羽を濡らし群れゆく
平成二十六年六月十日
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スーツの蒸れる季節となりました。
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稲群れの波の緑の繁き朝陽に立ち向かう一羽白鳥
平成二十六年八月十三日
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祖母は名を孝恵と言えり遠き地の孝薄き背は何を与えふや
平成二十六年九月六日
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我を負いし背の固肉を摩る夜祖母は語らず孫は語れず
平成二十六年九月六日
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紙切れの片言隻句に浮き沈む人の寄る辺は何処にありや
平成二十七年一月十日
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今日は聖ゲオルギウスの祝い日か春の朝発つ汝れは語りき
平成二十七年五月十日
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煤煙のたなびく空を思い出す見上げる余暇もない春の夜に
平成二十七年五月二十四日
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泡沫になずむ書き手を待つ暫し戯曲に満ちた現を生きて
平成二十五年八月二十一日
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この場合、「うたかた」と「ほうま...
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才無くて魑魅にもなれぬ凡骨を虎の李徴は如何に評すか
平成二十五年八月二十二日
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先日、久しぶりに山月記を読み返し...
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水無月に祖母に乞われて幾度も氷求めて熱道を踏む
平成二十五年八月二十三日
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夕餉にて我のみ黙し語らざる我があぎともて穀を潰せり
平成二十五年八月二十四日
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残り日を数え指折る夏の終ツクツクボウシと幼子が啼く
平成二十五年八月二十五日
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朝夕と死人に捧げる赤に映え目裏に浮かぶ眼中の人
平成二十五年九月四日
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長雨を抜けて降り立つ箱の庭鼻腔を満たす姫芝の香
平成二十五年九月四日
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鬼灯の火に映える朱が呼び戻す掛けえぬ言葉をなお探す悔い
平成二十五年九月二十八日
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生温き大風を避け てふてふと 老いた揚羽は狭庭に来たり
平成二十五年九月十五日
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華遠き尾張の鄙の山裾に弘法の池五つ六つあり
平成二十五年九月十日
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空白の台風前夜に星は無し胡乱に響く遠い風音
平成二十五年九月十五日
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吹く風に薄の庭はさんざめく穂波を照らす満ちた月影
平成二十五年九月十九日
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昼となく夜となく日々襲いくる夢魔の囁き夢うつつ聞く
平成二十五年九月二十日
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