備前 大輔さん
のうた一覧
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ぐずぐずと茹で崩れゆくこの身体 湯治の空は一丈の青
平成二十五年十月十三日
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作歌の後で、水滸伝の「一丈青」こ...
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湯船入り肉も心も泥と化す母のカレーのジャガイモのごと
平成二十五年十月十三日
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「ボンカレーはどう作ってもうまい...
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赤銅に染まる渥美の畑道 潮の呼び声辿り碕行く
平成二十五年十一月七日
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人気ない駅の待ち人未だ来ず美濃山肌の底冷える赤
平成二十五年十一月二十七日
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摘まれ待つ檻の名花に集る虫朝に骸を掃く男あり
平成二十五年十二月二十三日
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肩に負う三百余万と古コートまっくら森の歌口ずさむ
平成二十六年一月十二日
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東海歌壇 投稿歌
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ぼろきれの我に仇為す男等の同じ血憎む我も加えて
平成二十六年一月十三日
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序破なくて急たらんとし口閉ざす想いは歯茎に力は脚に
平成二十六年一月十三日
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黙って歯を食いしばる
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去った地に血肉は微かに昂ぶるも記憶の中の友に名は無し
平成二十六年一月十九日
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他の雄を組み伏す拳はもたずとも罪なき花は手折る右腕
平成二十六年一月三十日
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東海歌壇 投稿歌
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青春と笑うな君よ生熟れの書き散る恥もいつか実となれ
平成二十六年三月二日
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過去の作品を習作として手直ししま...
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一日の有象無象の哀楽がパンと並んで腹で溶けゆく
平成二十六年三月八日
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発熱に踵を返すそのせなに 悲鳴怒号サイレン 通り魔来たる
平成二十六年三月九日
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書家一人紙の大河に漕ぎ出づる黒く澪引く古筆の櫂
平成二十六年三月十日
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草繁り人なき畔の枯れ桜なおも咲けよと春を待つ人
平成二十六年三月十日
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眼窩奥鈍き痛みに眼を細む留まる場所なき薄明の空
平成二十六年三月十九日
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女憎し憎し憎しと言いしのち我は女に許しを乞えり
平成二十六年三月二十二日
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諍いに我が血脈は乱れ打つ唇寒し冬の十四時
平成二十六年四月四日
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東海歌壇投稿歌
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かつて春蜂の屍を埋めし辺に巣造りの季の羽音響けり
平成二十六年五月十七日
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風の中地に転び伏す老婆あり手を拒む背は熱を帯びをり
平成二十六年五月六日
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