備前 大輔さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
来る人も往く人も吾もくたばれ、と 仰臥の呪詛は夜闇に溶けゆく
平成二十五年十月六日
5
石川啄木の「一度でも我に頭を下げ...
もっと見る
削ぎ落ちた胸の病葉また茂る掻き毟る指に粘濁の赤
平成二十六年一月二十二日
5
もっと見る
物思う静夜にひとつバイク音生き急く彼の母と祈らむ
平成二十六年三月二日
5
過去の作品を習作として手直ししま...
もっと見る
透き通る桜の花片その奥に妬ましきほど陽は高く燃ゆ
平成二十六年三月二十六日
5
もっと見る
草毟る吾が手を染めし葉緑よ汝が名を知らぬ罪は在りしや
平成二十六年三月十九日
5
もっと見る
籍の名に交差で引きし線二本瘡蓋のごと指でなぞりぬ
平成二十六年四月二十四日
5
東海歌壇投稿歌
もっと見る
散り誇る花の涙か弥生雨潮満ちるごと地を覆いたり
平成二十六年五月六日
5
もっと見る
雷鳴もなき曇天にささくれし我を撫で去る初夏の風
平成二十六年六月八日
5
もっと見る
海鳴りに似た幻聴の闇の中ささやかなりし夜は我が物ぞ
平成二十六年八月十三日
5
もっと見る
子を産みしホットパンツの新母に注がれし香の匂い立つ夏
平成二十六年八月十七日
5
もっと見る
潮のごと無聊のこころ満ちる朝母の背見つつ外套を着る
平成二十七年三月九日
5
もっと見る
鼻面を寄せた枕のむせ返る夏を煮詰めた生の残り香
平成二十五年八月二十一日
4
もっと見る
贈られた眼鏡の向こうは霧晴れて己が居場所を井の中と知る
平成二十五年九月六日
4
もっと見る
尾を巻いて縞猫は独り影を踏む射し日に滲む人なき園の
平成二十五年九月二十日
4
もっと見る
死者の魂吸い陰に咲く彼岸花赤燦燦と墓の端に立つ
平成二十五年九月二十四日
4
改訂
もっと見る
新しい職場で立ち尽くす。無様無様。異邦の人に成り果てた身は
平成二十五年十月三日
4
もっと見る
蚊の群れる慣れぬベンチでパン齧る小雨降れども行く宛ても無し
平成二十五年十月七日
4
もっと見る
昨日今日明日と日銭でながらえる我が灯の燃え尽きるまで
平成二十五年十月七日
4
もっと見る
時と寝る 人と時代と営みと今へ途切れた過去の悲しみ
平成二十五年十二月二十八日
4
もっと見る
母の持つ震える碗の米白しかいな枝垂れて寄る辺なき爪
平成二十六年一月十八日
4
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
>>