備前 大輔さん
のうた一覧
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車窓よりけぶる六花を眺めれば客の無い舎を守る影在り
平成二十六年二月十六日
6
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夏の日に吾に手折られた病葉は冬枯れのなか新たに芽吹く
平成二十六年一月十二日
7
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人気ない駅の待ち人未だ来ず美濃山肌の底冷える赤
平成二十五年十一月二十七日
3
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木漏れ日が地に一局の盤を為す戯る猫は掌中の駒
平成二十五年十一月十二日
6
改訂
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潮風と古椅子の香で満つ渥美線 波濤の果てより帰る人あり
平成二十五年十一月十二日
2
改訂
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赤銅に染まる渥美の畑道 潮の呼び声辿り碕行く
平成二十五年十一月七日
3
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湯気昇るしじまの空に鳶ふたつ影落ちる湯に人の息あり
平成二十五年十月十四日
6
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湯船入り肉も心も泥と化す母のカレーのジャガイモのごと
平成二十五年十月十三日
3
「ボンカレーはどう作ってもうまい...
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ぐずぐずと茹で崩れゆくこの身体 湯治の空は一丈の青
平成二十五年十月十三日
3
作歌の後で、水滸伝の「一丈青」こ...
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どぶ川のぼうふらの様にゆらゆらと浮いて漂い沈んで逝きたい
平成二十五年十月十三日
2
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鳶低く飛ぶ天つ空触れたくて手伸ばす我は露天の素裸
平成二十五年十月十三日
2
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飯を食う吾の掌で蚊も飯を食う互いに腹を膨らませつつ
平成二十五年十月七日
2
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飯を食う我が口を見て居る猫の禿げた生傷 人か獣か
平成二十五年十月四日
3
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秋風は車椅子押し我を押しリコリスの赤い群れをも散らす
平成二十五年九月二十九日
3
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死者の魂吸い陰に咲く彼岸花赤燦燦と墓の端に立つ
平成二十五年九月二十四日
4
改訂
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庭に棲む青の命は薄れゆく寂々とした秋の始めに
平成二十五年九月二十二日
2
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尾を巻いて縞猫は独り影を踏む射し日に滲む人なき園の
平成二十五年九月二十日
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白い夜に眠る草木を踏み歩く朧に霞む今宵の月と
平成二十五年九月二十日
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中空に浮かぶ円は璧ならむ薄墨を引く叢雲のなか
平成二十五年九月二十日
1
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吹く風に薄の庭はさんざめく穂波を照らす満ちた月影
平成二十五年九月十九日
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