備前 大輔さん
のうた一覧
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諍いに我が血脈は乱れ打つ唇寒し冬の十四時
平成二十六年四月四日
3
東海歌壇投稿歌
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あめつちに神々が鉾を立てしごと雪の轍は辺を象る
平成二十六年四月四日
1
東海歌壇投稿歌
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透き通る桜の花片その奥に妬ましきほど陽は高く燃ゆ
平成二十六年三月二十六日
5
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刺すがごと人を畏れし野良猫の野良の矜持を慈しみたり
平成二十六年三月二十四日
6
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空覆う飛蝗のごとき細雪地を這う子等を白く染めたり
平成二十六年三月二十一日
2
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低雲の上を飛べんか雨燕賢しらな背を置き捨ててゆけ
平成二十六年三月二十一日
2
雨の日に低く飛ぶ燕を見て、鬱屈し...
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草毟る吾が手を染めし葉緑よ汝が名を知らぬ罪は在りしや
平成二十六年三月十九日
5
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眼窩奥鈍き痛みに眼を細む留まる場所なき薄明の空
平成二十六年三月十九日
3
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餌を乞う野良猫の眼のその奥にへつらいの眼の男ありし夜
平成二十六年三月十三日
2
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払う手に野良猫は眼を見開けり施しに媚び太りたる眼を
平成二十六年三月十三日
4
東海歌壇投稿歌
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雪小路 番いの轍が象どれり薄墨で引く一文字のごと
平成二十六年三月十一日
1
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草繁り人なき畔の枯れ桜なおも咲けよと春を待つ人
平成二十六年三月十日
3
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冬の夜灯油零れて一条の光となりてコンクリに落つ
平成二十六年三月四日
4
過去の作品を習作として手直ししま...
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地の蝉に街路樹が敷く濡れ落ち葉足裏をさす骸の重み
平成二十六年三月四日
1
過去の作品を習作として手直ししま...
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夏風に群れた綿雲千々に散る影も記憶も輪郭は無し
平成二十六年三月四日
1
過去の作品を習作として手直ししま...
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黒土に散る油肥の融けた朝まだらの傍に知らぬ草萌ゆ
平成二十六年三月四日
2
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軒下に棲みし蜂らを弔えり「巣」を守るために殺めし子らを
平成二十六年三月二日
1
過去の作品を習作として手直ししま...
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朝鳥の群れる川面に色は満つ影の中より立ち昇る羽根
平成二十六年二月十九日
4
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雪の夜腿の痛みに目は醒める孵卵のごとく背を丸めつつ
平成二十六年二月十九日
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雪に消えたとりどりの色を数えれば泥む吐息も溶けて重なる
平成二十六年二月十六日
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