備前 大輔さん
のうた一覧
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帰り路を拒む心を知らずして夜行車は吹く河越えの笛
平成二十六年一月二十一日
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朝と知り夢の終わりに霧散する我が手の内に破天の心地
平成二十六年一月二十日
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醒めてまた落ちる夜半の端境夢果ての近さを知らぬ疾走
平成二十六年一月二十日
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去った地に血肉は微かに昂ぶるも記憶の中の友に名は無し
平成二十六年一月十九日
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育まれ巣立ちの前に去った地に残る玩具の褪せたペンキ絵
平成二十六年一月十九日
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幼少を生きた残滓を訪ね行く嘘の記憶を詰る人なく
平成二十六年一月十九日
2
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棄てた地の四半世紀の夜の黒を埋める朱あるかこの血脈に
平成二十六年一月十九日
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序破なくて急たらんとし口閉ざす想いは歯茎に力は脚に
平成二十六年一月十三日
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黙って歯を食いしばる
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小悪の担保に足るか我が生は血脈に棲む遺恨すら積む
平成二十六年一月十二日
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東海歌壇 投稿歌
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黒い虫言の葉に棲み糸を引く喰われた穴を繕う我ら
平成二十五年十二月二十八日
2
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夜の猿嬲る花片を喰い散らし蜜を盗んで笑い繕う
平成二十五年十二月二十三日
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咲き急ぎ食い散らされ哭く檻の花獣憐れむ我はけだもの
平成二十五年十二月二十三日
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摘まれ待つ檻の名花に集る虫朝に骸を掃く男あり
平成二十五年十二月二十三日
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来る人も往く人も吾もくたばれ、と 仰臥の呪詛は夜闇に溶けゆく
平成二十五年十月六日
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石川啄木の「一度でも我に頭を下げ...
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臈たけた女は膝を折り跪くあか切れた指三つに揃えて
平成二十五年九月二十五日
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オリオンに願いを述べた夜の記憶凍てつく程に彼方に遠い
平成二十五年九月二十二日
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昼となく夜となく日々襲いくる夢魔の囁き夢うつつ聞く
平成二十五年九月二十日
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人波の渦に巻かれて街に酔う彼処に溜まる既視の顔たち
平成二十五年九月十九日
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贈られた眼鏡の向こうは霧晴れて己が居場所を井の中と知る
平成二十五年九月六日
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粘濁のタールのような焦燥に重ねた齢を数え夜を越す
平成二十五年八月二十四日
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