備前 大輔さん
のうた一覧
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今日は聖ゲオルギウスの祝い日か春の朝発つ汝れは語りき
平成二十七年五月十日
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矮小も不遜も祈りもこぼれゆく櫛の歯に似た十本の指
平成二十七年一月八日
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醒めて醒めて強張る五指の隙間より零れる汗と願望の滓
平成二十六年九月二十七日
1
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語るほどの我無きが故残すほどの種無しと知る褐色の夏
平成二十六年八月十三日
2
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病熱の呼気に灼け付く咽より睡魔来たりて頬を寄せたり
平成二十六年五月二十四日
2
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我が腹を満たす肉ありその命この血肉の何処へゆかむ
平成二十六年五月二十三日
1
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誰が為に生きんとするかこの血肉汝の前で如何な顔せん
平成二十六年五月十八日
1
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風の中地に転び伏す老婆あり手を拒む背は熱を帯びをり
平成二十六年五月六日
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籍の名に交差で引きし線二本瘡蓋のごと指でなぞりぬ
平成二十六年四月二十四日
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東海歌壇投稿歌
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戸籍簿に消したき名有りとつ国の租借地のごと疎まれし名が
平成二十六年四月二十四日
1
東海歌壇投稿歌
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慣れぬ善為れぬ不善のなれの果て成れぬ駒さえ鳴る時を知る
平成二十六年四月四日
1
東海歌壇投稿歌
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水を欲る当て馬のごと嘶きて暗き口端を舌で濡らしぬ
平成二十六年三月二十五日
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改訂
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女憎し憎し憎しと言いしのち我は女に許しを乞えり
平成二十六年三月二十二日
3
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雨の中マスクに籠る弱き声あいつ憎し女憎しと眼鏡曇らす
平成二十六年三月二十二日
1
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青春と笑うな君よ生熟れの書き散る恥もいつか実となれ
平成二十六年三月二日
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過去の作品を習作として手直ししま...
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山地蔵赤い列なし衆を見守るゴルゴタの架に続く道かも
平成二十六年二月二十三日
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慄けり三十路の果ての荒涼に汗も涙も流す宛て無し
平成二十六年二月二十二日
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赤札と洗濯タグの立ちならぶオフィスでひとひ年を言祝ぐ
平成二十六年一月三十日
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東海歌壇 投稿歌
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削ぎ落ちた胸の病葉また茂る掻き毟る指に粘濁の赤
平成二十六年一月二十二日
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落ちて追い追われて落ちる夜半かな怯える影もいない臥所に
平成二十六年一月二十二日
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