備前 大輔さん
のうた一覧
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桜葉の虫食い穴を透かす陽は地に班目の秋影を写す
平成二十五年九月十四日
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未だ呼ぶ名さえ持たざる孕み子の母似の寝顔思う春の夜
平成二十六年六月二十八日
11
東海歌壇投稿歌
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酒呑みの壮語は軽く暢気なり空聞きてただ皿洗いけり
平成二十五年八月二十二日
10
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まだ赤き頬を受話器に君は言う親になったと父になったと
平成二十六年六月二十八日
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ああ三度生業を変え身を濡らす夜雨にけぶる桜木の下
平成二十七年五月九日
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潮風と六尺の白に身を染めた二見ヶ浦の十三の夏
平成二十五年八月二十二日
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実際に教師から手渡されたのは、白...
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夏の日に吾に手折られた病葉は冬枯れのなか新たに芽吹く
平成二十六年一月十二日
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雪の夜腿の痛みに目は醒める孵卵のごとく背を丸めつつ
平成二十六年二月十九日
7
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いつしかに自涜覚えし指五つ触れたき肌の記憶なくせり
平成二十六年三月十五日
7
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湯気昇るしじまの空に鳶ふたつ影落ちる湯に人の息あり
平成二十五年十月十四日
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木漏れ日が地に一局の盤を為す戯る猫は掌中の駒
平成二十五年十一月十二日
6
改訂
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車窓よりけぶる六花を眺めれば客の無い舎を守る影在り
平成二十六年二月十六日
6
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刺すがごと人を畏れし野良猫の野良の矜持を慈しみたり
平成二十六年三月二十四日
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言葉なく首を垂れし我の目に水鏡に似た田の光り満つ
平成二十六年五月二十日
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えらのごと上下に喘ぐこの胸に注ぐ夏日と熊蝉の声
平成二十六年八月十日
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夕暮れに御霊集めた漁り火の鬼灯も陽も溶け混ざる朱
平成二十五年八月二十三日
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風の中 己が映画に涙して現の夢より老匠は去る
平成二十五年九月七日
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自分の作品を顧みない宮崎駿監督が...
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昼下がり暑さに喘ぐ桜木にペットボトルの粗茶を捧げる
平成二十五年九月十三日
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雨よ雨よ 古都を浸して田を浚い嘆きを溜めてなお降る雨よ
平成二十五年九月十六日
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オリオンに願いを述べた夜の記憶凍てつく程に彼方に遠い
平成二十五年九月二十二日
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