洩矢転石さん
のうた一覧
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本当の自分の思いを知りたくて人は鏡をつくったのかも
平成二十七年九月七日
5
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一秒も狂うことのない時計壊してしまいたくなった夜
平成二十七年九月五日
4
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「どうして」と責めるぼくに微笑んで「秋のせいよ」ときみ。女郎花。
平成二十七年九月五日
3
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ほとんどの人を信じてないぼくは写真を撮られるのが苦手
平成二十七年九月二日
3
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秋雨がしくしく降って高窓もぼくの想いを宜っている
平成二十七年八月三十一日
0
歌会『萬葉集を愛する会』に参加し...
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踏み切りを電車が通り風が立つなにかを言ってきみは笑った
平成二十七年八月二十九日
18
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あまりにも空が青くてぼくたちは空が青くて空が青くて
平成二十七年八月二十二日
3
言わないという方法論。
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ぼくはまだあの夏休みの宿題をやり終えてないような気がする
平成二十七年八月二十二日
8
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夏が好きだって思っていたけれど好きだったのは「きみがいた夏」
平成二十七年八月二十二日
9
また夏が終わる、なんちて。
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中3の8月31日にきみはポニーテールを切った
平成二十七年八月二十二日
4
ぼくにとっては、おそらく生涯わす...
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僕らにはできないことが多すぎる林檎をかじる勇気すらない
平成二十七年八月十九日
7
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サウダージ 少女は夏に乙女になり僕らは夏に少年になる
平成二十七年八月十九日
4
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こころから夏を楽しめなくなった。無くしたものも思い出せない。
平成二十七年八月十三日
5
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青い空レースの日傘ワンピース影法師にも映るかなしみ
平成二十七年八月十三日
7
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あの夏のきみの浴衣の濡れた袖金魚すくいのせいにしたけど
平成二十七年八月八日
2
金魚はコイ目コイ科フナ属。 ポ...
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またきみがいない夏が始まった積乱雲よ天まで届け
平成二十七年八月二日
4
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星の無い夜空を見上げきみは言う「今しか見えないものもあるはず」
平成二十七年七月三十日
3
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空席に誰がやってくるのだろう唯心論を否定する夜
平成二十七年七月三十日
1
真島昌利/空席オマージュ
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始まりが終わりであるとするならば暗喩の海にぼくはたゆたう
平成二十七年七月二十四日
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一時間近くもシャワーを浴びなくちゃ寝る気になれない夜だってある
平成二十七年七月二十三日
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