洩矢転石さん
のうた一覧
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きみの声秒速30万キロのひかりを超えてぼくに届くよ
平成二十六年十月二十七日
7
初句切れの効果について
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水色のノートいまごろきみはどこ夜と覚悟とぼくの泣き言
平成二十六年十月二十七日
4
韻文としての短歌その2
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あの頃のぼくらは若かったんじゃなく子供だったというべきなんだ
平成二十六年十月二十三日
8
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牧師さんあの子を嫌いになるための祈りの言葉をぼくに教えて
平成二十六年十月十九日
3
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まっしろで小さなきみの小指ほどぼくを惑わすものはないかも
平成二十六年十月十七日
6
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ぼくたちはずっと理由をさがしてたそして互いを見失ってた
平成二十六年十月十七日
7
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なぜならばきみとぼくとの思い出はぼくのからだの一部だからだ
平成二十六年十月十二日
5
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「ありがとう」そう言うつもりでいたはずがなんで「ごめん」と言ったんだろう
平成二十六年十月九日
8
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校庭の片隅きみが水を飲む光る蛇口にぼくはなりたい
平成二十六年十月三日
8
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ポケットに入れてた自由はいつからか孤独と呼ぶべきものになってた
平成二十六年九月三十日
13
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「いかないで」想いが大きすぎるからむねにつまって声にできない
平成二十六年九月十六日
7
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平凡な自分を恥じることはないきみは誰かの特別なんだ
平成二十六年九月十一日
11
きみはぼくで、誰かはあなた、とも...
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くだらない世界だなんて思わないひまわり夕立きみのまなざし
平成二十六年九月六日
8
隠されているのは「あい」だという...
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ぼくはまだきみと別れたあの夏の交差点から歩き出せない
平成二十六年九月四日
16
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四苦八苦四の五の言わず駑馬十駕三十一文字をぼくはさまよう
平成二十六年九月四日
2
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ほんとうのことを言えないぼくたちの喜びさえも汚れつちまつた
平成二十六年九月二日
10
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深呼吸きみの未来のためならばぼくの時間を全てあげよう
平成二十六年八月二十八日
5
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寂しげなきみの視線の先にある大きく育ちすぎたひまわり
平成二十六年八月二十四日
13
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台風と今までなかったわくわくを期待していた少年のころ
平成二十六年八月十七日
2
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ぼくたちは確かに大人になったのになんで素直になれないんだろう
平成二十六年八月十七日
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