洩矢転石さん
のうた一覧
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またきみがいない夏が始まった積乱雲よ天まで届け
平成二十七年八月二日
4
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星の無い夜空を見上げきみは言う「今しか見えないものもあるはず」
平成二十七年七月三十日
3
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空席に誰がやってくるのだろう唯心論を否定する夜
平成二十七年七月三十日
1
真島昌利/空席オマージュ
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始まりが終わりであるとするならば暗喩の海にぼくはたゆたう
平成二十七年七月二十四日
6
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一時間近くもシャワーを浴びなくちゃ寝る気になれない夜だってある
平成二十七年七月二十三日
5
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どうすれば髪がはやく伸びるかをきみは気にしてばかりいた。もし、
平成二十七年七月二十三日
1
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黙り込む市営プールの帰り道とおまわりしてとおまわりして
平成二十七年七月二十二日
4
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眩しくて閉じるまぶたに焼きついたきみが髪を切ったあの夏
平成二十七年七月十四日
3
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全力で走った最後の思い出はきみを忘れようとした夜
平成二十七年七月十四日
6
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恋をした。いちごが熟していくように酸っぱくもあり危うげである
平成二十七年七月十四日
5
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十二歳 空が大きかったのかぼくがなんにも知らなかったのか
平成二十七年七月三日
6
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雪印アイスと書いてあるベンチ言葉に逃げてしまったぼくら
平成二十七年七月三日
3
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低気圧抜けて行きます気色ばむきみのTシャツには「UBIQUITOUS」
平成二十七年六月二十四日
4
ていきあつ ていきます けし...
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「また来るね」きみが帰って気の抜けた夕日の溶けたサイダーとぼく
平成二十七年六月二十三日
13
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しあわせだやっぱりぼくはしあわせだキジバトの鳴きまねをするきみ
平成二十七年六月十五日
4
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眠るのはきみの夢を見るためで歩いてるのはきみに逢うため
平成二十七年六月十五日
7
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何本の傘を忘れてきただろう今でもきみを忘れられない
平成二十七年六月十日
11
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教科書に明日のことは載ってない。キャンタロープメロンのかおり。
平成二十七年六月七日
5
キャンタロープメロンの果物言葉は...
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春だからぼくは髪を切っただけ五月の涙を誇りに思う
平成二十七年六月四日
5
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このままじゃいけないってことに気がついてぼくはかかとを踏むのをやめた
平成二十七年五月二十一日
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