村上 喬さん
のうた一覧
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柿の種一つつまんで思案せり厨の小窓に月を浮かべて
平成二十六年六月二十七日
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夏空にたなびく白いティシャツに白妙などと口ずさむ午後
平成二十六年六月二十三日
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本当は「Tシャツ」と詠みたかった...
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ため込んだつけの払いは大きくて両手に抱えて洗濯をする
平成二十六年六月十九日
24
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「日常の瑣末なことさ」と放り込むあんぐり開いた洗濯機へと
平成二十六年六月十九日
20
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午前二時微睡む街を見下ろして上昇気流を我は待ってる
平成二十六年六月十三日
8
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焦燥を抱きし夜には百年の後のことなど思い慰む
平成二十六年五月二十九日
18
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庭石の苔むす厚みの増すごとく歌詠む日々を積み重ねたし
平成二十六年五月二十八日
21
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こめかみに鈍く「あの日」が痛み出し街路樹たちもゆらぎはじめる
平成二十六年五月二十五日
12
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古書店に入ればインクの匂いして昭和の記憶を呼び覚ますごと
平成二十六年五月二十五日
7
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一冊の古い歌集を手に取れば見知らぬ人の人生にあう
平成二十六年五月二十三日
20
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配架され手に取られるのを待つ古書は日々をこうして静かに過ごす
平成二十六年五月二十二日
11
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この店の肩幅ほどの階段をのぼる今日など忘れるために
平成二十六年五月二十一日
16
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古書店は古色蒼然、整然と並べる店あり雑然もあり
平成二十六年五月二十日
12
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明日こそ気怠い午後を蹴散らしてがしりがしりと歩き出したい
平成二十六年五月十九日
15
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なぐさめの言葉も濡れてこの街は水底の街息絶え絶えの
平成二十六年五月十七日
25
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ごとごとと氷の落ちる音がしてテレビは明日の天気を伝える
平成二十六年五月六日
10
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脳内に霞がかかる頃合いで陸に上がったカッパとなりぬ
平成二十六年四月二十六日
7
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空中を飛ぶ時間ありストローク間合いをとって暫し楽しむ
平成二十六年四月二十六日
8
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息継ぎは口半分を水面にフロントタッチで水をつかまえ
平成二十六年四月二十六日
7
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悠然とくじらのごとく泳ぎたりいるかの群れに囲まれながらも
平成二十六年四月二十六日
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