村上 喬さん
のうた一覧
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清流を両手にうけて飲み干せばからだの中をいのちがはしる
平成二十六年五月三日
63
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雪解けの流れは岩を磨きつつ春の光を弾ませている
平成二十六年五月一日
16
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枝先のくもの絡める糸玉に小さいいのちは抱かれてねむる
平成二十六年五月一日
8
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頑なに結んだ新芽もふくらんでねこやなぎの枝銀に輝く
平成二十六年四月三十日
15
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野の草を手折れば春は指先をもえぎの色に染めてにおえり
平成二十六年四月二十九日
33
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穏やかな傾斜を歩めば足音とわずかに鳥がさえずるばかり
平成二十六年四月二十九日
8
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山なみと高層ビルとを切り抜いて入り日は沈む茜の空に
平成二十六年四月十四日
11
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純粋な光子に滲む桜色春が蕾みに宿りし朝に
平成二十六年四月十一日
9
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海原を桜色へと染めている春風の中ひとりたたずむ
平成二十六年四月六日
11
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新緑の光の中でさらさらと透かされていく僕というもの
平成二十六年四月一日
16
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菜の花の実り始めたさやの中 小さな夏がはじける予感
平成二十六年三月三十一日
8
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ほころんだスミレも今はうつむいて冷たい雨に打たれる朝に
平成二十六年三月二十八日
12
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ゆれゆれと街にたたずみ見上ぐれば星の瞬き月の囁き
平成二十六年三月六日
15
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冬空に淡い光の一筋を見送りながら風はささやく
平成二十六年三月五日
18
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真っ白な心の鍵を弛めおり春風色に染めてみたくて
平成二十六年二月二十五日
13
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凩に熟れた苺を頬ばれば仄かにかおる春のさきぶれ
平成二十六年二月十四日
16
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風花を紅に浮かべし寒椿 見上げる空に月和紙のごと
平成二十六年二月十三日
8
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庭先の落ち葉を濡らす雨音にこころはそまりてやがてしずもる
平成二十五年十一月十二日
8
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薄日さす雲のまにまにいく筋か光のおりる町にゆきたし
平成二十五年九月十六日
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窓ガラスたたく雨音遠ざかる光の軌跡 水底の街
平成二十五年九月十六日
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