アキラさん
のうた一覧
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モンゴルのあの草原を訪れて緑の大地に觸れてみたきや
平成二十五年六月二十三日
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ともすれば何もかもが嫌になり旅路の果てに彷徨ふも良し
平成二十五年六月二十三日
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故郷は語ることなし悲しみと切なさ積もる梅雨の夕暮れ
平成二十五年六月二十三日
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戀心久しく忘れふと見たる若い女に戀ひ焦がるかな
平成二十五年六月二十二日
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大阪の雜沓の中さすらへば悲しきことも消えゆくごとし
平成二十五年六月二十二日
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風誘ふ少女の髮は柔らかに觸れば魔法にかかるがごとし
平成二十五年六月二十二日
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土曜日は素晴らしきかな何となく人生たやすきものに思へる
平成二十五年六月二十二日
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あの人は今頃何處で何をして何に惱める日々を送るや
平成二十五年六月二十一日
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紫陽花の淡きブルーの色彩は雨に濡れれば一層映える
平成二十五年六月二十一日
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月光る懺悔の夜は我ひとり聖書ひもとき詩句を眺める
平成二十五年六月二十一日
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あの頃は不平を言ひて身悶えし我が身燒かんと懊惱せしかな
平成二十五年六月二十一日
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親友と思ひし友と旅行して歸りは一人の孤獨を求める
平成二十五年六月二十一日
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亡き父とともに登りし高野山その街並みの懐かしさかな
平成二十五年六月二十日
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初恋はいつであったか忘却の渦にまみれて紫陽花の花
平成二十五年六月二十日
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亡き父の金庫にありし母からの拙き恋文ほのかに哀し
平成二十五年六月二十日
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初夏となり女の肌の露わなるその姿をば我は好めり
平成二十五年六月二十日
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限りある命ならこそ鬱屈の日々を憎める我にしあるらん
平成二十五年六月二十日
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鬱屈の心よ我はこの雲に乗りて行きたし異国の空に
平成二十五年六月十九日
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じめじめとした天候も梅雨なれば雨しとしとと車をたたく
平成二十五年六月十九日
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一晩に数百首の歌作りたる啄木のこと思へば悲し
平成二十五年六月十九日
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