日向猫さん
のうた一覧
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いくつもの甘さ苦さと溶けてったチョコの香りが残る街角
平成二十六年二月十五日
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祭りの後?
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ようやくの陽射しほろほろ温みだし ぺんぺん草のはや揺れており
平成二十六年二月二十五日
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強がって拳を繰り出す少女あり 期待と不安に頬を染めつつ
平成二十六年四月九日
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察してやれよ、そこの少年!
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寄せ植えの春のプランター馥郁と焼き立てパンの香りが包む
平成二十六年四月十日
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朝っぱらからお腹が鳴る失態・・・...
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母の日は姑優先 実母には前倒しにてこっそりサービス
平成二十六年五月十日
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身はひとつなので、忙しいことです...
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異世界の入り口らしき水溜り 試しに石でも落としてみようか
平成二十五年六月九日
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がっかりしたくないから、試してみ...
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携帯に執心の母とゲーム機に見入る息子は概ね他人
平成二十五年九月二十六日
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推定年齢10歳 「なににする?...
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ボロボロのヒーローなれど繰り返し子らが親しむ輝き放つ
平成二十五年十月十八日
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ジャムおじさんの気持ちで修理。 ...
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携帯がアイコンで告げるバースデイ生きていたなら何歳だろう
平成二十五年十月二十日
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アドレス帳に登録してある誕生日が...
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アラームが雨音に溶けてたよりなくベッドに浸み込む雨の憂鬱
平成二十五年十月二十三日
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いつも寝覚めは元気なんですが、朝...
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手袋はいつも片方落ちている 諦めたように片方だけが
平成二十五年十二月十日
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左右揃って落ちていることの方が、...
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包み込む記憶とともにある君は凛と微笑む さびしからずや
平成二十五年十二月十二日
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ご自分の寂しさを詠みながら、先に...
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茅葺きの木蔭の庵に身を寄せし志士らの息吹や風吹き渡る
平成二十五年十二月十五日
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高杉晋作の辞世の歌に下の句をつけ...
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心から 点 点 点 を取り去ればただの曲がったたよりない線
平成二十五年十二月二十一日
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曲がり加減=個性
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生ひ茂る裸子植物の根方にてシーラカンスの蒸し燒きを喰む
平成二十五年十二月二十七日
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初夢はこんなんが良い! 今から...
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どうか君は笑顔でいてよトテチテタ鉛の兵隊なみだひと粒
平成二十五年十二月二十八日
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野坂昭如作詞『おもちゃのチャチャ...
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雜味無く清らに澄んだ寒の水杜氏が釀す銘酒とならん
平成二十六年一月二十日
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冷た過ぎて雑菌も湧かない大寒の水...
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カウンター越し隠れてみせて笑う君今夜の夢はエルマーと冒険
平成二十六年一月二十五日
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ママと一緒にたくさん本を借りたね...
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新牛蒡の香り引き立つ胡麻油 春の歯応え口中に満つ
平成二十六年一月二十八日
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早くも熊本産が出てました。 不...
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ぷつくりとまろきつぼみのほころぶやかをりおもひてこころほどけて
平成二十六年一月三十一日
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太宰府さんの飛梅が、例年より10...
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