日向猫さん
のうた一覧
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板塀に凌霄花の花房の淡き朱ありて夏雲は白
平成二十五年七月十日
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これから日々咲き替わって秋口まで...
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サルビアの花を摘み取り蜜吸いし通学路にもアスファルト照る
平成二十五年七月十七日
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当時は砂利道でした。 白く埃っ...
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今できるせいいっぱいのほほえみをあなたに向ける それしか持たぬ
平成二十五年十月二日
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くたびれて傾き座るぬいぐるみ何を見ているガラスの瞳で
平成二十六年一月八日
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お正月疲れですか?
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健やかな寝息を聴けばそれぞれの日々の疲れも夢に変わらん
平成二十六年二月九日
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次男が、半年の国際ボランティア活...
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ひんやりと闇より薫る沈丁花 逃れられない惑いの径
平成二十六年三月八日
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ありがたく今ここにあるをよろこんで西方臨みて日に願うなり
平成二十六年三月十八日
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彼岸は「日願」からとも言われてい...
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窓なぞり雨滴がつくるあみだくじ当たりも無ければ外れも無いけど
平成二十六年四月十二日
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感情の振れ幅を制御しなくても甘えていられる大人の隠れ家
平成二十六年五月十九日
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だったはずなんだけど・・・ ...
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暦にははや夏の字が躍れども五月は薔薇の香りに包まれ
平成二十六年五月六日
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父の癖 受け継ぎしこと ふと気づく こんなところに生きていたのね
平成二十五年七月三日
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飲んだ薬の包装材を、きれいに組み...
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我もまた大海の一滴なればこそ融けず生きよう一滴として
平成二十五年七月二十二日
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まずホップ・つぎはステップ・さあジャンプ そんなにうまくはいかないものだ
平成二十五年十一月二日
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行うは難し
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しあわせでありたいという願いには わがままは無いと言えるだろうか
平成二十六年二月二日
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浜田廣介作『泣いた赤鬼』によせて
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一冊の書物がつむぐストーリー手から手渡り心旅して
平成二十六年二月十一日
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昨日の一首は、奥様が来館されたの...
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なによりも震源をまず確かめる 不安がつのる深夜の鳴動
平成二十六年三月十四日
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スマホの速報の音と背中に感じた横...
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標無き吾を導くとりどりの色鮮やかなチューリップの道
平成二十六年三月十九日
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今年も「福博花しるべ」のためのチ...
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そこらじゅう探さなくても春だらけ 珊瑚樹の葉も真っ赤に燃えて
平成二十六年三月二十六日
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いきなりだよね。 昨日の朝、自...
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七草の粥に溶け込むモザイクに赤や黄色もあった遠い日
平成二十六年一月七日
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今では七草セットなんて便利なパッ...
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洩れてくるリズム シャカシャカ楽しそう 聴いてる君は仏頂面で
平成二十六年二月六日
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