日向猫さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
- 腹見せて落ちたる蝉の未練とて振り絞りたるジジの一声 平成二十五年七月三十日 19 もっと見る
- セミよセミ 駅へと急ぐ頭上から命の声をひたすら注ぐ 平成二十五年七月二十八日 13 もっと見る
- 猫じゃらし エノコログサの青い穂をなんとはなしに摘んで振り行く 平成二十五年七月二十六日 17 ただなんとなくです もっと見る
- 咲き競う白粉花の紅色は露草の藍従えて燃ゆ 平成二十五年七月二十三日 15 夏のコントラスト。 儚い小さな... もっと見る
- ぷっくりと精気を包み膨らんだ桔梗の蕾綻ぶを待つ 平成二十五年七月二十一日 18 秋の七草ですが、咲き始めは意外に... もっと見る
- サルビアの花を摘み取り蜜吸いし通学路にもアスファルト照る 平成二十五年七月十七日 27 当時は砂利道でした。 白く埃っ... もっと見る
- 板塀に凌霄花の花房の淡き朱ありて夏雲は白 平成二十五年七月十日 27 これから日々咲き替わって秋口まで... もっと見る
- 境目にグンと力の漲りて稜線に視る七月の碧 平成二十五年七月二日 19 空気中の飛散物が増えて、こんな景... もっと見る
- ふわふわと夢見て咲ける合歓の花 心の棘も優しく包む 平成二十五年六月二十七日 14 もっと見る
- 大粒の雨に打たれて夏至る 暦のようには季移ろわず 平成二十五年六月二十一日 12 今日は夏至 もっと見る
- アカパンサス アガペを謳う花なれど 和名は硬派な紫君子蘭 平成二十五年六月二十日 17 ギリシャ語で アガペ＝愛 アンサ... もっと見る
- あはれなり 立ち枯れし合歓の古木よ かつて小さき手で触れた幹 平成二十五年六月十九日 14 うっかりしてると消えていくものが... もっと見る
- 宵闇も満天の星も失って街の便利は寂しいざわめき 平成二十五年六月十八日 12 夜は暗いものじゃなくなった もっと見る
- 筥崎は荒ぶる神におわするが お膝元には艶なる紫陽花 平成二十五年六月十四日 12 博多の筥崎八幡宮は、楼門に敵国降... もっと見る
- 異世界の入り口らしき水溜り 試しに石でも落としてみようか 平成二十五年六月九日 24 がっかりしたくないから、試してみ... もっと見る
- さやさやと涼風だけが欲しいので天津簾を窓に掛けよう 平成二十五年六月四日 12 今年は陽射しのわりに風が爽やか もっと見る
- 梅雨晴れや たわわに揺れる枇杷の実の産毛は若い肌の輝き 平成二十五年六月三日 15 お日様に負けない眩しさ もっと見る
- 雨滴を溜めてうなじを垂れる紫陽花は心ならずも涙ほろほろ 平成二十五年六月一日 15 もっと見る
- 追い越してひょーと輝く風の中に尻尾が見えた夏の妖精 平成二十五年五月二十六日 12 最近は季節感が怪しいですが、ふい... もっと見る
