田中悟さん
のうた一覧
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教室の窓ガラスから飛び込んだ紙飛行機に乗る片思い
平成二十五年九月五日
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行き止まりなんだと思い佇めばこっちだよって夏風吹いた
平成二十五年九月二日
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もう少しこうしていたい夏の夜に打つ手ないまま星空仰ぐ
平成二十五年九月二日
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耳の中聞こえる雨の囁きにどうかこのまま僕を洗って
平成二十五年九月二日
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流星を止められなくて見送った季節が僕をそっとしている
平成二十五年八月三十日
1
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君のこと忘れかけては思い出す僕の頭にトンボが止まる
平成二十五年八月三十日
3
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そう言えば君が残した記憶とかまだあったんだポケットにほら
平成二十五年八月三十日
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思ってる以上にはやく暮れるから君へと急ぐ夏のはしっこ
平成二十五年八月二十八日
1
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やわらかく吹いた風より君のその束ねた髪が気になっている
平成二十五年八月二十八日
3
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距離なんて関係ないし大人だし平気でいても涙こぼれて
平成二十五年八月二十八日
1
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今もまだ忘れられない君の影あの日僕らが見てた太陽
平成二十五年八月二十二日
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消えそうで消えない僕の悲しみは角度を変えて強さに変わる
平成二十五年八月二十二日
3
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永遠の中の瞬間なんだよね手を繋いだりするってことは
平成二十五年八月二十二日
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ウエンディ、僕は飛べない奴だから裸足で星の夜を歩こう
平成二十五年八月十九日
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夏草の道で陽炎見つめてた記憶の底に君の面影
平成二十五年八月十九日
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地上にも宇宙があると知った夜もどかしいまま流星になる
平成二十五年八月十九日
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君といるためだけに今ここにある例えばそんなアイスコーヒー
平成二十五年八月十八日
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僕は今なんとなくでもはっきりと恋しいんだな君を探して
平成二十五年八月十八日
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疲れたと言って空とか見る僕の瞬間を消す君の目隠し
平成二十五年八月十八日
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それでいてどこか儚く優しげな風を見ていた夏の真ん中
平成二十五年八月十五日
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