只野ハルさん
のうた一覧
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遅い午後寂しさに捕らわれている建築の間の小道行く
平成二十一年九月一日
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一日を無意識に立ち上げてまた固定化したルーチンを辿る
平成二十一年九月一日
1
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鳥の声朝の光に目を醒ます夢と変わらぬひとりのままに
平成二十一年九月一日
3
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羽ばたいた尽きぬ歌声ネット超えみんなそれぞれクリエーターに
平成二十一年八月三十一日
1
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儚さも辛い時にもネガティヴもミクは歌って曇りをはらう
平成二十一年八月三十一日
2
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はやりのねツインテールだネクタイだみんなが噂くしゃみが出ちゃう
平成二十一年八月三十一日
1
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初めはねツンデレみたくネギ振ってみっくみくがね口癖だったよ
平成二十一年八月三十一日
1
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初めからつながりたいと願い事ミクと一緒の空気の中で
平成二十一年八月三十一日
1
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投票の終了知らすサイレンだテレビは見ずに朝刊を待つ
平成二十一年八月三十日
1
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優しいと言われただけのただの人たったひとつの恋も成らずに
平成二十一年八月三十日
6
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切れぬ錆び砥げよ国民それぞれに慈救慈恩と祈りを込めて
平成二十一年八月三十日
1
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問う票に回答する日その後の公約履行厳しく評価
平成二十一年八月三十日
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投票の前夜に未だマニュフェスト読まないけれど変化は欲しい
平成二十一年八月二十九日
3
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マスクせず埃掃いてむせかえる捨てるつもりのノートの束の
平成二十一年八月二十九日
4
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残り蝉雨の止み間に鳴く午後に洗濯入れる腕を蚊が刺す
平成二十一年八月二十九日
2
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飛行機が雲の上行く音引いて光る翼を見る事はない
平成二十一年八月二十九日
2
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曇り空何もしないでひとり居る降り出した雨窓を濡らして
平成二十一年八月二十九日
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還らない君の香りが唇に消せない記憶恋は終われど
平成二十一年八月二十八日
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伸ばしても触れる事ない左手が濡れて冷たい傘の雫に
平成二十一年八月二十八日
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虫の声沁みる静けさ長き夜に泣き虫ひとり声を殺して
平成二十一年八月二十八日
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