只野ハルさん
のうた一覧
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色付かぬ紅葉見上げる足下に彼岸花まだ名残り留めて
平成二十二年十月十九日
7
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猛暑が遅らせた秋を切り上げて冬は予定通り来るつもり?
平成二十二年十月十九日
2
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さまざまな愛国心はあれどこの星を愛惜しむ心はどこに
平成二十二年十月十九日
5
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雨上がり急に秋めき人恋しもたれた壁は固く冷たい
平成二十二年十月十九日
4
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遊園地の錆び付いたコーヒーカップが気掛かりな小さな恋のその後
平成二十二年十月十八日
5
富田林薫さんの ねえそこのコー...
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ビートルズのガールを口ずさみながら通り過ぎる秋の街角
平成二十二年十月十八日
2
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重ね合う唇濡らす涙雨さよならはまだ言わせたくない
平成二十二年十月十八日
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草間環さんの 晩秋の冷たい雨に...
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博士は自己相似が無限に続く螺旋の彼方に旅立てり
平成二十二年十月十八日
3
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意味もなく重ねる日々の独り言生きる理由はどこにあるかと
平成二十二年十月十五日
7
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刈り終えた田圃にしゃがみ田螺取り佃煮にして食べたあの頃
平成二十二年十月十四日
4
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田舎道ガードレールに掛け干しの稲穂間近に眺めつつ行く
平成二十二年十月十四日
6
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負け続けているゲームを今日も止める事ができない自分がいる
平成二十二年十月十四日
3
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頬杖は窓際の席溜息は人待つ風情ガラスに映る
平成二十二年十月十四日
5
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夕焼を見つめながら本当に帰りたいところがどこにもない
平成二十二年十月十三日
7
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秋待たず枯れたもみじの干からびた茶色の落ち葉雨に流れて
平成二十二年十月十日
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刈り終えた田圃の畦の彼岸花取り残されて雨に打たれて
平成二十二年十月十日
5
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心が貧しいから貧乏くじばかり引き当てるのかなあボクは
平成二十二年十月十日
3
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たったこれだけで酔ったのか酔ったふりなのか独り芝居に一人で笑う
平成二十二年十月十日
2
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つまらない日々だと思うのはくだらない生き方をしているからだ
平成二十二年十月十日
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不幸だと思う思いを消せるほど呑みたくなれど呑み足りナイト
平成二十二年十月八日
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