只野ハルさん
のうた一覧
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風引いて酒を控えているけれど一寸呑らねば歌も浮かばず
平成二十二年十一月二十五日
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先に風呂入れば寝るとそう思い入ってみたけどパジャマを忘れ
平成二十二年十一月二十五日
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山里を横切り走る列車より色とりどりの紅葉眺め
平成二十二年十一月二十五日
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寂しいと感じる夜は眠れずに動画サイトを意味もなく見る
平成二十二年十一月二十五日
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借りは多いが帰さないと言ってみようかまだ9時のしりとりの後
平成二十二年十一月二十四日
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垂々さんの まだ9時でまだまだ...
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重さに負けないよう熱くなり光り始め宇宙に星が産まれる
平成二十二年十一月二十四日
1
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転院の父の検査に付き添って荷物預かりソファーで眠る
平成二十二年十一月二十四日
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歩行器の母に寄り添い病院の廊下を歩く二回りする
平成二十二年十一月二十四日
5
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ラジオからスラブ舞曲の流れ出し遠くの遠くの空を見る
平成二十二年十一月二十三日
6
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曇り日の行く宛のない祝日の窓を塞いだ灰色の壁
平成二十二年十一月二十三日
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セ・リーグは本州にだけ球団があるからセントラルというのかな
平成二十二年十一月二十二日
4
新田瑛さんの パ・リーグはボー...
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わの中の君だけの色your短歌君の思いを君の言葉で
平成二十二年十一月二十二日
5
紫乃さんの 皆様の隣に居座るm...
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雨の夜の荒んだ気持はトタン屋根打つ雨音にも苛立つ
平成二十二年十一月二十二日
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西陽射す部屋の片隅綿埃見ないふりした哀しみの跡
平成二十二年十一月二十一日
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紫乃さんの 掃除機に吸い込まれ...
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呑み続け夜通し車走らせて疲れて帰ったあの夏の朝
平成二十二年十一月二十一日
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初霜の朝の陽射しに柔らかく枯れ草覆うレースのように
平成二十二年十一月二十一日
5
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九千の拍手いただきありがとうワイングラスを画面に向けて
平成二十二年十一月十九日
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おかえりを聞きたくて待っていたけどただいまをまた先に言ってる
平成二十二年十一月十九日
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春に咲き夏には茂り秋に散り冬雪化粧また春に逢う
平成二十二年十一月十九日
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ほたるさんの 咲く花は必ず枯れ...
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冬の日の鋪道の隅の夕暮れの積もる落ち葉の積もる思ひの
平成二十二年十一月十九日
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三沢左右さんの 擬古趣味の友の...
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