只野ハルさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 父は来れず母は坂を上れずに一人参りの夏の墓へと 平成二十三年八月十日 6 日曜朝１ もっと見る
- 仏壇を拭く横で父は位牌を拭いているまだ陽は差し込まぬ 平成二十三年八月十日 4 土曜朝 もっと見る
- そしてまた今日の終に俯いて溜息をつくひとりの部屋で 平成二十三年八月十日 4 もっと見る
- 君が自分を好きなら好きになるでも僕は僕が嫌いなんだよ 平成二十三年八月十日 2 もっと見る
- 猛暑日の天気予報は晴れ続き電気予報はハラハラ続き 平成二十三年八月九日 2 もっと見る
- ただひとつ残りし喧嘩七夕の山車の両側共に綱引く 平成二十三年八月九日 6 紫苑さんの 流されし山車もあり... もっと見る
- 護摩木に写されど伝わらぬ被災松肉筆のもつリアルさは 平成二十三年八月九日 7 紫苑さんの 送られぬ魂は嘆かむ... もっと見る
- 猛暑日の立秋の夜蝉時雨寝てる暇などないと言いつつ 平成二十三年八月九日 2 照度センサより温度センサ優先と遺... もっと見る
- 魂も胆力もなくただその場取り繕ったバレると知りつつ 平成二十三年八月九日 5 ほたるさんの 総じて君の魂胆な... もっと見る
- 老歌人より歌と奈良漬贈られて呑むビール詠いて応ふ 平成二十三年八月八日 3 昭和元年生れの歌人より先に電話頂... もっと見る
- 触れもせず離れもせずに並び行く見守りつつもそれぞれの路 平成二十三年八月八日 7 ほたるさんの 二人には平行線の... もっと見る
- 蝉時雨猛暑に秋の立つ今日に仮の宿なく故郷に戻れず 平成二十三年八月八日 3 さるさんの 蝉時雨ゆく夏惜しむ... もっと見る
- ホーローの看板縁に錆浮かび夕陽射す破れ壁の上 平成二十三年八月八日 4 トーヤさんの 朽ち果てた看板だ... もっと見る
- 米国も戦果を報じ損害を伏せし事実の在りたるを識る 平成二十三年八月八日 2 欧州でのP51の戦果とB17の損... もっと見る
- 双発双垂直尾翼可変後退翼の君のいない空 平成二十三年八月七日 2 退役する前のF14、巡航速度で飛... もっと見る
- 生命は水から生まれ水を出て惑星を離れて宇宙に旅立つ 平成二十三年八月七日 5 もっと見る
- 氷点下凍らぬ流れ高濃度塩分含む火星の涙 平成二十三年八月七日 3 NASAの探査機が見つけた火星の... もっと見る
- 微かなる夏の陽射しに現れる筋の模様は水の流れか 平成二十三年八月七日 3 NASAの探査機が見つけた火星の... もっと見る
- 傷付かぬよう炭素結晶体になりガラスの君を傷付けた 平成二十三年八月七日 1 もっと見る
- 葉緑体を失くした動物が植物に戻りたくなる夜明け 平成二十三年八月六日 4 もっと見る
