只野ハルさん
のうた一覧
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とりあえずフランシス・レイなど聞いて浮かぬ思いを流してみたり
令和三年四月二十二日
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低湿度ほろ酔いだからイーグルス聞きつつけれど気持ちは浮かぬ
令和三年四月二十二日
5
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酒に酔う音楽に酔う酔っている自分にも酔うしばらく醒めぬ
令和三年四月二十二日
5
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ビールより濃いめのチューハイ飲んでいる漂う僕がただ酔うために
令和三年四月二十二日
7
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夕方の西陽の中で飲んでいるユーガッタ駄洒落考えながら
令和三年四月二十二日
5
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これまでのすべてかき消す一言を願ったけれど言わぬままに
令和三年四月十二日
4
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石橋を渡れる君の裾濡らす明日香の川の穏やかなれと
令和三年四月十二日
7
明日香川明日も渡らむ石橋の遠き心...
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本棚に英語の新書数あれど更に求める永劫の性
令和三年四月十二日
8
新聞の読書欄で岩波新書の「英語独...
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今はもう気持ち悪いの一言もただ懐かしい思い出の中
令和三年四月十二日
5
2回観たシン・エヴァに
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待つだけの日々に疲れてまだ待てど窓を過ぎれる影さえなくて
令和三年四月十二日
7
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桜など見える範囲にないけれど花びら庭に届けられており
令和三年四月六日
8
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人は皆自分の知らぬ自分知る間もなく命終えるのだろう
令和三年四月四日
4
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ほろ酔いのオンライン吞み会終わり空き缶の向こうの壁を見ている
令和三年三月三十日
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散り初めの桜を見つつ成年後見契約の話聴く
令和三年三月三十日
4
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知らぬ間に咲いた桜を知る間なく空ばかり見る病床の君
令和三年三月三十日
6
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見上げればタトゥイーンかと思う空ブルーシート敷かぬ春霞
令和三年三月三十日
8
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何もかもつまらなく思える午後に欠伸も出ない桜散り初め
令和三年三月三十日
7
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そしてまたひとり夕焼け見上げつつごめんなさいと呟いていたり
令和三年三月十九日
5
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振り向けば来た道はもう迷路だよ君にはもう逢える気しない
令和三年三月十九日
4
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シナトラになったつもりで夜の道君住む街でを歌う酔い醒まし
令和三年三月四日
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