只野ハルさん
のうた一覧
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逢いたいと思う想いの朧月雲の波間に遠ざかり行く
平成二十四年五月五日
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琴乃さんの 「会いたい」と月夜...
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言葉では伝えきれない思いなら震えるままに触れ合ってみる
平成二十四年五月四日
7
歌音さんの 無器用な 唇だから...
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ブルーシートが畳まれてブルーシードが発芽する青空の下
平成二十四年五月四日
4
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朝の風呂首まで浸かりああと云う自宅温泉鳥の声聞く
平成二十四年五月四日
4
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直線的な街並み離れなだらかな稜線目にし思い出す君
平成二十四年五月四日
2
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飲み会の帰りに送る君にだけ言いたい事を言えないままに
平成二十四年五月四日
7
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雨が降るケージの中の動物のように親の家の中に居る
平成二十四年五月二日
3
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インフォメーションでもイミテーションでもないイマジネーションを表示せよ
平成二十四年五月二日
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長雨が上がるように泣き止んでも虹のように微笑む事はない
平成二十四年五月二日
1
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マイページまた間違いのある歌に気付き汗吹く曇り日の午後
平成二十四年五月二日
4
ヤレヤレを超えてトホホである ...
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矢車の不気味に軋む音聞きつ納戸に潜む夜の鯉かな
平成二十四年五月二日
3
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連休の合間の夕べ固い椅子歯科の待合まだ呼ばれない
平成二十四年五月一日
2
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市役所と銀行に行く連休の黒字の日には親のお使い
平成二十四年五月一日
4
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椿落ち芍薬の咲く裏庭を訪う人もなく春は盛りに
平成二十四年五月一日
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水の跡稀薄な大気磁気圏を持たぬ冷たく赤い惑星
平成二十四年五月一日
1
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発せされた生命痕跡の報既に滅びた母星に届く
平成二十四年五月一日
2
芳立さんの 探査機の降り立つた...
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コンクリートに覆われたできたばかりの駅前に咲くハナミズキ
平成二十四年四月三十日
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デーゲーム中継聞きつブリのアラ時間を掛けてじっくり焼いた
平成二十四年四月三十日
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振替の休日の朝ゴミの山収集車飲み込み巡り行く
平成二十四年四月三十日
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昭和の日昭和の歌を聴きながら見上げた空は黄砂に霞む
平成二十四年四月二十九日
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