只野ハルさん
のうた一覧
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夕暮れの電車の中で人々はスマホの中に存在を消す
令和三年十二月十六日
4
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あな不思議酒に浮かびし歌ひとつ酒に沈んで浮かぶことなく
令和三年十二月十六日
6
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デコってるスマホを抱いて俯いてうたた寝してる君を見ている
令和三年十二月七日
3
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大丈夫まだ酔ってないと千鳥足迷っていない帰り道かな
令和三年十二月七日
5
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雨音に目覚めた朝は気怠くて着替えた後に二度寝している
令和三年十二月七日
7
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やや温めインスタントのブラックにバーボン垂らす冬の朝には
令和三年十二月七日
8
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お天気屋だけど洗濯雨天ケッコウ余地なくなれば言い訳もなく
令和三年十二月七日
1
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思い出はあるのだけれど思い出すことは稀だよ今を生きなきゃ
令和三年十一月二十四日
4
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人麻呂を読みながらカーペンターズを思い出す昼酒の気まぐれ
令和三年十一月二十四日
2
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寂しいのは逢えないからではなくて逢いたい人がいないからだよ
令和三年十一月二十四日
4
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せんべろの軒醒め侘し吐く息に白く霞める冬の月かな
令和三年十一月二十四日
8
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酔った目で見る手のひらのたよりなさ離れた後の消えるぬくもり
令和三年十一月二十四日
3
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ねえ今日だけ時計ゆっくりだといいねそんなこと言ってみたい夕暮れに
令和三年十一月十一日
5
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穏やかに揺蕩う海を眺めてはやがて暮れゆくそんな日々なら
令和三年十一月十一日
5
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レコオドと綴ってみればアナログの雰囲気少しあらわせるかも
令和三年十一月十一日
4
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繰り返す第一楽章レコオドの傷今はようやく気にはならずに
令和三年十一月十一日
3
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冷めてゆくコーヒー バッハのパルティータ 木曜日の朝炬燵の中で
令和三年十一月十一日
4
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ほろ酔いの詠んでみるかの思い醒め読めば読むほど思いの萎える
令和三年十一月四日
4
500ml×2チューハイアクセレ...
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ねえ君さあ今日は何の日うーん今日は何でもない日それでよくない
令和三年十一月一日
3
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イケメンのマスクずらした無精髭流し目沈む社食のお昼
令和三年十一月一日
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