只野ハルさん
のうた一覧
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早よう死ぬのがおまえのためと母に言われる我の在り方思う
平成二十六年十一月十三日
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湯の中で浮かびし歌は湯の中に髪のしずくとともに落ちゆく
平成二十六年十一月十三日
17
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雨の午後ミッシェルなど聴きながら窓辺で綴る片恋の歌
平成二十六年十一月十二日
11
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父宅と自宅行き来し洗濯と布団干しする快晴の朝
平成二十六年十一月十一日
15
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言い訳やできない理由並べてる虚しいだけの日々を重ねる
平成二十六年十一月十日
16
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明日は冷たい雨の予報だから今日炬燵を出しておいてよかった
平成二十六年十一月八日
4
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餌ねだる狸の一家今宵また村の工場の守衛のもとに
平成二十六年十一月八日
9
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立冬の夜に手にした小父からの喪中葉書に義姉永眠と
平成二十六年十一月七日
8
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IF・THENの後ELSE連ねてシミュしてるデート前夜のプログラマー
平成二十六年十一月七日
2
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異世界で敵と戦うそれもまた部活の一部勇者部だから
平成二十六年十一月六日
2
結城友奈は勇者である
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時間軸縦から横に変わるのは人生の黄昏時と聞く
平成二十六年十一月六日
3
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今にも降り出しそうな空猫が道を横切りボクは何を待つ
平成二十六年十一月六日
5
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話すことなどなく暮れてゆく部屋に父と二人窓の外を見る
平成二十六年十一月六日
9
曇ってきたね、、、
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インスタントコーヒー飲みながら今日も三時のニュース父と見ている
平成二十六年十一月六日
5
無言の時間を埋めるため、、、
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鷺一羽国道電柱家並み越え何処へ帰るか秋の夕暮
平成二十六年十一月四日
10
漢字密度が、、、
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小春日の硝子戸の中知らぬ間に微睡みており陽は傾きぬ
平成二十六年十一月四日
13
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リハパンを買いに出かけて三人で時間潰しの回り道する
平成二十六年十一月二日
5
時間を燃料で埋める、、、
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息が詰まるような狭い世界から出られない夢から醒めてなお
平成二十六年十一月二日
8
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クライマックスまで待てずテレビの洋画消し眠る続きは夢で
平成二十六年十一月二日
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また雨が落ち始めた窓辺に立ち来るはずのない人を待ちつつ
平成二十六年十一月二日
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