詠み人知らずさん
のうた一覧
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春雨に濡れもせずただ咲き誇るベランダの誇りかなアマリリス
平成二十六年三月三十日
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今日は雨降り・・・。
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吾のこと気づかぬような素振りして澄まして咲けるセントポーリア
平成二十六年五月一日
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名を呼べど犬の姿は見えなくて柱に鎖の傷だけ残れり
平成二十六年五月三日
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散歩の途中、何時も挨拶してたワン...
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「幸せ」といち日終わり呟ける吾は今夜もアイスを愛す
平成二十六年五月四日
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至福の時間・・・。
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毎日が嬉し楽しき有り難きそんな気分で生きてりゃいいさ
平成二十六年五月十一日
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深く考える必要ないよね。
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今までに神も仏も在る物かなんて幾度思っただろう
平成二十六年八月二十一日
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街並みをふちどる色は葡萄色今宵はひとりワインを飲みぬ
平成二十六年八月二十二日
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雲ひくく垂れこめている昏き空頬つたうのは涙の粒か
平成二十六年九月二十九日
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高架下今はなりたる駐車場子供遊べる場所を残して
平成二十六年九月三十日
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狭い公園に。
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自販機の釣銭もどらず慌ててる吾をカラスがガハハハ笑う
平成二十六年十月二十四日
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頭上であざ笑うかのごとく!!
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曇り空それ草刈れと始めたが夢中になりて約束やぶる
平成二十五年五月二十五日
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眠られずラジオを友に彷徨えば心は星降る宙(そら)を持て余す
平成二十五年七月二日
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思い出も悲しみも今は眠つてる呼び覚ます誰かが恨めしい
平成二十五年七月五日
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さらさらと沢の流れにはこばれて飲みほすビールうましさわぐ蝉
平成二十五年七月十三日
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夜明けまえトゥルートゥルーと呼ぶ電話 仄暗き窓に胸さわぎし
平成二十五年七月二十五日
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ギター止みおくる拍手のまをはずし シンとしずまるコンサートホール
平成二十五年七月二十五日
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おまえは一人で生きられるなんて 冷たく冷たく言いはなつ男(ひと)
平成二十五年七月二十六日
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傾聴ボラ終へしたどり着きたる寂しき部屋 誰がためのボラなのか
平成二十五年七月二十八日
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「ママ、優香ヘトヘト」という子ありても母振り向きもせず南へ歩く
平成二十五年八月一日
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ポンコツ車捨てずにおこうもう少しマブダチみたいに愛着湧きて
平成二十五年八月十四日
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