只野ハルさん
のうた一覧
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過ぎた日々たらればなどは眠剤に沈めて眠る明日は見えない
平成二十九年五月十六日
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こんなわずかな衝撃に耐えられず割れてしまって失くしたものに
平成二十九年七月三日
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月虹さんの割れたスマホ2首に寄せ...
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上向かぬ症状見つつカーディガン羽織り窓外に蝉の声聞く
平成二十九年七月十七日
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胃に沁みる生のウイスキー昼に観たゴッホの映画思い出しつつ
平成二十九年十一月九日
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ゴッホ〜最期の手紙〜 http...
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また今宵悩みの海に漕ぎ出でるたったひとりの小舟は揺れる
平成三十年六月二十二日
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短歌とは 流れるように歌いつつ 流れず心に留まりしもの
平成二十年十一月二十五日
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断熱のプチプチ越しに見る景色ルノワールのように柔らかく
平成二十六年十一月十九日
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身体より心が疲れているのかな何もできないしたくない
平成二十七年二月二十二日
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久々にジーンズを買い立ち読みに行くそれだけで嬉しく思う
平成二十七年四月六日
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ありふれた日常を詠む気も失せる39度の熱と寝汗
平成二十七年五月六日
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5/3~5/5の間が酷かった。今...
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もう既に夏日真夏日早過ぎる季節の歩み俯く影に
平成二十七年五月二十一日
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過去をまたあれこれ思い煩えば秋の夜長の尚更長く
平成二十七年十月二十七日
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キリギリスのように生きれば良かったと最期に思うアリはいるかも
平成二十七年十一月八日
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卒寿過ぎても歌詠むと言いし人米寿で逝くを知る雨の朝
平成二十七年十一月十六日
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訃報緊急回覧をしばらく見つめてい...
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日曜の朝のバロック聞きながら布団干しする冬のベランダ
平成二十七年十二月十三日
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早川の細る流れに鴻の舞い降り根さえ残さず去る也
平成二十八年二月四日
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早川→SHARP創業者 早川徳次...
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お疲れ様ですで始まるメールを送った人は疲れていない
平成二十八年二月十日
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今朝の「折々のことば」を読んで、...
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名知らねば目にした花や聞く鳥も心惹かれど歌には詠めず
平成二十八年二月十三日
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うたのわ投稿歌で花や鳥の名前を教...
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雛流し白木の舟に乗せられて人の思いを纏い波間に
平成二十八年三月三日
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和歌山市の淡嶋神社で3月3日正午...
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定形の調べの良さに乗せられぬ思いそのままフラットに詠む
平成二十八年三月七日
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自称自由律の言い訳を無理やり定形...
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