只野ハルさん
のうた一覧
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優しいと言われただけのただの人たったひとつの恋も成らずに
平成二十一年八月三十日
6
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切れぬ錆び砥げよ国民それぞれに慈救慈恩と祈りを込めて
平成二十一年八月三十日
1
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問う票に回答する日その後の公約履行厳しく評価
平成二十一年八月三十日
0
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投票の前夜に未だマニュフェスト読まないけれど変化は欲しい
平成二十一年八月二十九日
3
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マスクせず埃掃いてむせかえる捨てるつもりのノートの束の
平成二十一年八月二十九日
4
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残り蝉雨の止み間に鳴く午後に洗濯入れる腕を蚊が刺す
平成二十一年八月二十九日
2
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飛行機が雲の上行く音引いて光る翼を見る事はない
平成二十一年八月二十九日
2
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曇り空何もしないでひとり居る降り出した雨窓を濡らして
平成二十一年八月二十九日
4
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還らない君の香りが唇に消せない記憶恋は終われど
平成二十一年八月二十八日
2
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伸ばしても触れる事ない左手が濡れて冷たい傘の雫に
平成二十一年八月二十八日
2
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虫の声沁みる静けさ長き夜に泣き虫ひとり声を殺して
平成二十一年八月二十八日
7
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階段の上の暗闇その向こうベッドルームに人影のなく
平成二十一年八月二十七日
6
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また今日もひとり暮らしのひとり言代わり映えせぬ歌を綴りて
平成二十一年八月二十七日
5
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詠めぬ歌杯は重なりなお成らず曲がりて流る水に消えゆく
平成二十一年八月二十六日
2
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忘れたと思った頃に夢に見た君の見る夢僕はいるかい
平成二十一年八月二十六日
4
夢の歌否定疑問は寂しくて肯定疑問...
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ほろ酔いの画面に映る歌を詠みもうひとつ手に取る缶ビール
平成二十一年八月二十六日
2
この歌が今日の一首目後がない酔う...
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夢のあと乱れた思い静まらず崩れ始める天井を見る
平成二十一年八月二十五日
3
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忘れたと思った頃に夢に見た君の見る夢僕はいないか
平成二十一年八月二十五日
3
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眠りかけケータイの音君の声聞こえ始めて夢から覚める
平成二十一年八月二十五日
2
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ソネットの文字に描かる村娘姿知らねど心ひかれて
平成二十一年八月二十五日
4
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