只野ハルさん
のうた一覧
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空騒ぎするイルミネーションに背を向けてネガティヴなひとりごと
平成二十一年十一月二十九日
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弱いのに守ろうとする今度も泣くかな今度は泣きたくない
平成二十一年十一月二十八日
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すべらず飛び出すギー太を背負って駆けてく間に合うラストの曲に
平成二十一年十一月二十八日
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けいおん!
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どちらの心変わりこの別れふたりとも相手と思ってすれ違い
平成二十一年十一月二十七日
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思い出さないように上書きする新しい出逢い待っているのに
平成二十一年十一月二十七日
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うまくいかない事ひとつ眠れずにすべてがダメと思えてくる
平成二十一年十一月二十七日
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本当のインドに着いても嬉しさは同じコロンブスの航海
平成二十一年十一月二十六日
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みづ子さんゴメンナサイ 元のお...
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揮発性の記憶素子に書き込んだ思い出気がつくと失せている
平成二十一年十一月二十六日
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つないだ手離したくない思い引きずり引き離し還らぬ人と
平成二十一年十一月二十五日
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特攻隊員の乗った列車を見送った少...
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帰るべき空は見えぬとあの人に見えているかと見知らぬ街で
平成二十一年十一月二十五日
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失くしたままの空
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秋だからリクエストしましたとラジオから恋人よが流れる家路
平成二十一年十一月二十五日
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NHK-FM「にっぽんのうた 世...
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守るべき者守れず失くしただ生きている今もまだ生きている
平成二十一年十一月二十五日
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色付いた枯葉散らす桜の樹立ち止り見るひとり雑踏
平成二十一年十一月二十五日
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詠い出した途端面白くないつまらないと心の声がする
平成二十一年十一月二十四日
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通俗的な風景をありふれた言葉で写生し投稿せず
平成二十一年十一月二十四日
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落ち葉覆う雪が溶け芽吹き茂りまた枯れひとつ歳を重ね
平成二十一年十一月二十三日
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十一月十二月一月とあの時からただ過ぎていくだけ
平成二十一年十一月二十三日
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穂村さん選歌一首目に猫の文字あり猫派の人に伝えたくなる
平成二十一年十一月二十二日
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11月22日の日経歌壇
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間違えて配達された日経の歌壇の選者ひとりは穂村さん
平成二十一年十一月二十二日
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もうひとりの選者は岡井さん
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ン十年ぶりのゼロの焦点面白く時計は午前五時を打つ
平成二十一年十一月二十二日
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