只野ハルさん
のうた一覧
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夜に浮かんだことなど朝になれば意味のないものに変わっている
平成二十三年二月二十一日
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ほとんどの国民が最小不幸の側にいると思える社会
平成二十三年二月二十一日
5
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逃げることも考えない寝不足な頭にアニメ流し込んでる
平成二十三年二月二十一日
4
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生きている理由が惰性にも届かないと思えて酒も飲めない
平成二十三年二月二十一日
2
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異なる主観的時間の中でもうすれ違うことさえ失くなり
平成二十三年二月二十一日
2
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食べたいと思うものなく空腹感なく摂る食事は何のため
平成二十三年二月二十日
6
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切れかけた雨雲見上げた無人駅二人で演じた無言劇
平成二十三年二月二十日
6
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この国はどうなるのだと思いながら昼飯の心配をしてる
平成二十三年二月二十日
4
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通り雨散歩のはずがジョギングにピッチ上がらずはねを上げつつ
平成二十三年二月十九日
6
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直球の練習すれどストライク取れる気しない肩重いです
平成二十三年二月十九日
4
田中ましろさんの ストライクゾ...
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デイケアの送迎バス自宅に来てくれるか月曜の答え待つ
平成二十三年二月十九日
2
指定場所は自宅から遠く、そこまで...
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郵便受けの不在通知持ち朝受け取りに行く先にありがと
平成二十三年二月十八日
4
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よごれた雪だるまはほうき星になってイヤなことなど忘れている
平成二十三年二月十八日
5
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ゼロGに浮かぶ涙はいつまでも消えて逝けない悲しみのつぶ
平成二十三年二月十八日
3
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かな詠みの甲斐もなくなる漢字へと変換の際誤りあれば
平成二十三年二月十八日
2
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意の中に「い」はあれど打ち入れしおり遺失せしこと遺憾に思う
平成二十三年二月十八日
2
昨夜の歌の「い」の脱字 朝に気...
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入って欲しい傘のそば入りたい思いが俯いて濡れている
平成二十三年二月十七日
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雨の歌ひとりの夜に詠いたい垂れて落ちゆく言葉の雫
平成二十三年二月十七日
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あめふりの唄口ずさみ歩いてる親子いなか探したくなる
平成二十三年二月十七日
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夜の雨ドアにもたれる列車からひとり見ている泣いている街
平成二十三年二月十七日
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