只野ハルさん
のうた一覧
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旅に出て見知らぬ街の夕焼に揺れる家並が紅く染まりぬ
平成二十二年十一月四日
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三沢左右さんの 旅の町を詠める...
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休日は手料理を親のために作る男の娘になるんだからね
平成二十二年十一月四日
2
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南向きの部屋の陽だまり伸びをする猫のように横になっている
平成二十二年十一月三日
6
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いいとは思わない生き方変えたくてできなくてまた俯いている
平成二十二年十一月三日
3
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穀物飼料禁止条約で飢餓なくみんなが元気な世界に
平成二十二年十一月三日
2
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使うことのない大型ガスオーブンの埃を拭う冬の朝
平成二十二年十一月一日
2
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保温調理のジャガイモに味が滲み込むように生きていければいい
平成二十二年十一月一日
7
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子供のような親に育てられた大人になれない子供達がまた
平成二十二年十一月一日
3
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立体ホロが歌いロボが踊るいつまでも二次元じゃいられない
平成二十二年十一月一日
2
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テラ標準時からローカルに変えて知る長い夜と闇の重さ
平成二十二年十月三十一日
1
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膝を抱え暗視ゴーグルを外し目を閉じただ朝を待っている
平成二十二年十月三十一日
1
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闇夜をひとり彷徨う懐中電灯の電池が切れかかっている
平成二十二年十月三十一日
1
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いつまでもどこまでもひとりだと云う心に酒を注ぎ込んでいる
平成二十二年十月三十一日
5
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隔絶したのだろうかされたのだろうか自分しか見えない夜だ
平成二十二年十月三十一日
3
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病院の廊下に侵入したコオロギはゴキブリじゃないと歌った
平成二十二年十月三十日
1
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ひとつの卵とソーセージを分け合って食べる一卵性双生児
平成二十二年十月三十日
1
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エージングソフトに夜通し敲かれた拗ねた試作機バグの夢
平成二十二年十月三十日
1
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誰からも何の突っ込みもないような寒い季節になっていきそう
平成二十二年十月三十日
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歩道橋に隠れた夕陽が下から顔を出しばつが悪そうだ
平成二十二年十月二十九日
2
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夜に干し夜に取り込む洗濯物が見ていた空も畳み込む
平成二十二年十月二十八日
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