只野ハルさん
のうた一覧
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キムチ鍋次の日ラーメン入れて食べその次の日は雑炊にする
平成二十四年十一月十一日
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顆粒の野菜ブイヨンにチューブのおろし生姜を入れて飲む
平成二十四年十一月八日
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気温のせいではなく気持ちが沈んでいるのだろう寒くてならない
平成二十四年十一月八日
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ハート無礼子さんの 変わらない...
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笑われなかったピエロが自分の笑い声に気が付く夜の部屋
平成二十四年十一月八日
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結婚記念日のリクエストラジオで読まれた人によかったね
平成二十四年十一月八日
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カーラジオ聞きながらのひとり言
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雨上がりバス停に姿なくチャリ探したけれど会えなかったよ
平成二十四年十一月八日
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降ればバス晴れならチャリのあの人...
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フローリングの居間ひとりの夜足元から冬を感じ始める
平成二十四年十一月七日
3
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晴れた夜の冷たい風に酔い冷めて早める脚に待つ人のなく
平成二十四年十一月四日
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朝は一桁昼も十代独居の窓に快晴の空高く
平成二十四年十一月四日
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二つの陽沈み三つの月昇る異星にひとり影達を連れ
平成二十四年十一月一日
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ある三つの衛星を持つ二重恒星系の...
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眠ろうとしてもしなくても眠くならない羊は何を数える
平成二十四年十一月一日
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ひとりが寂しいのではなくてひとりになったから寂しくなるのだ
平成二十四年十一月一日
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幸せを奪った者に復讐を果たすという不幸な結末
平成二十四年十一月一日
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自販機のコーンポタージュつぶつぶはないほうがいいいつもぶつぶつ
平成二十四年十一月一日
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音も無くひと葉ふた葉と散りゆきて陽の色映す落葉の舞
平成二十四年十月三十日
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修復不能な翼の亀裂飛翔生命体は其を知らぬまま
平成二十四年十月三十日
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桜園さんの やぶれし羽休めて地...
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親指に走る痛みに冬近し微かに割れた指先を見る
平成二十四年十月三十日
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群れ集う蝶の味わうミネラルは木漏れ日の昼音無き宴
平成二十四年十月三十日
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探査機は悲しからずや微小なる生命求めて異星彷徨う
平成二十四年十月三十日
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そしてまた雨が降る夜に甦る悲しみにただ濡れて行くしか
平成二十四年十月二十九日
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