只野ハルさん
のうた一覧
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もう被爆者は出ないかも知れないが核兵器は無くならないだろう
平成二十五年八月六日
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田舎道薄暮の稲田過ぎ行けば濃い緑色目に入り込む
平成二十五年八月六日
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眠れずに古いアニメを見て過ごす古びてしまった自分を見る
平成二十五年八月六日
5
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駄目な奴だと呟く自分を見ている自分も駄目な奴なんだ
平成二十五年八月六日
3
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通り雨両手に重いレジ袋傘があっても濡れていたかな
平成二十五年八月三日
3
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ずれているブラの肩紐声かける?次に見た時直っててホッ!
平成二十五年八月二日
2
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介護では忍耐次に諦念養われるそんな日々を重ね
平成二十五年八月二日
5
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朝焼け夕焼けデイケア送迎右腕焼け今日も真夏日
平成二十五年八月二日
4
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目を閉じている母に目を開けてと言えばはいと言いつつ目を閉じる
平成二十五年七月三十一日
8
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トーストで上唇をヤケドした塗ったはちみつ舐めてもうない
平成二十五年七月三十一日
2
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曇ってる今は弱い雨が降ってる日長窓から外を見ている
平成二十五年七月三十日
5
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背中に貼り付く疲労感が僕を俯向かせるが前を向きたい
平成二十五年七月三十日
7
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音速の貴公子が光の矢となりサーキットを激走する夜
平成二十五年七月二十八日
2
http://gigazine....
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検索の履歴を繰れば点滴の輸液の名前五つ連なる
平成二十五年七月二十七日
5
食べられない間の父への点滴 ・...
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食べただけ身体が元気になるんだよ口癖だった母よ食べてよ
平成二十五年七月二十七日
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相済まぬでは済まないぞ捕まって冷笑されて冷や飯を喰え
平成二十五年七月二十七日
2
たんぽぽすずめ。さんの ねえ君...
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不安気に告白をシミュレーションする欠けたイルミネーションの下
平成二十五年七月二十五日
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地に落ちた黄色く熟れた梅の実よ見落としていた実を落としていた
平成二十五年七月二十五日
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卯月さんの 梅の実が落ちても誰...
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明け方の雨の上がりて蝉しぐれ木の葉の滴乾くを待たず
平成二十五年七月二十四日
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土用干し三日目の朝雨になり物干し屋根の下でよかった
平成二十五年七月二十四日
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