只野ハルさん
のうた一覧
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一面に咲きし蓮華は鋤き込まる緑肥作物と習った昔
平成二十六年四月二十六日
5
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行楽の車の列とすれ違いつつ父母を乗せいつもの病院へ
平成二十六年四月二十六日
3
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デイケアのバス待つ間にモーツァルトのピアノソナタが一曲終わる
平成二十六年四月二十三日
11
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気持ち悪いおはなしがわからないおはなしに変わっていくおはなし
平成二十六年四月二十二日
2
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心など持たないはずの瞳から涙流れる理由を知らず
平成二十六年四月二十二日
5
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惹かれるは母の面影そのままの儚さ故と知らぬ少年
平成二十六年四月二十二日
3
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父親と上手くいかない息子ならたまには逃げていいと思うよ
平成二十六年四月二十二日
4
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組んだ手で口を隠して言ってみたああそうだなが虚ろに響く
平成二十六年四月二十二日
3
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アクシズを落としたくなるその気持少しはわかるような気もする
平成二十六年四月二十一日
4
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カーテン越しに聞こえくる雨音がひとりの部屋を涙で濡らす
平成二十六年四月二十一日
4
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傘ふたつ駅で待つふりしに行こうなんて思ったりする春の雨
平成二十六年四月二十一日
5
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優しいね誰にでもだね特別なのかなと思ったりしたけれど
平成二十六年四月二十一日
5
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今日もまた変わり映えしない一日が同じように終わろうとする
平成二十六年四月二十一日
5
ほんと変わり映えしない。 前に...
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はなみずき白とピンクの並木道信号待ちは白の前だね
平成二十六年四月二十日
4
ピンクじゃなかった、、、
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卒業式終えたプールの花筏思い出と夢乗せて揺蕩う
平成二十六年四月十八日
9
桜トリック
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目を閉じて甘く重ねる花びらのしずく堕ちゆく交じり合いつつ
平成二十六年四月十八日
4
桜トリック
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送迎のミニバンで行くビクビクの軽でも敬遠したくなる路地
平成二十六年四月十七日
3
お仕事だから、、、
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トレイン・ハリアップ・ブリング・マイベイビー・バックと終電まで歌ってた
平成二十六年四月十七日
1
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曲名も歌詞も忘れてラララララかすれた声が鼻声になる
平成二十六年四月十七日
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自らの青い影見て猫が鳴く書割の街張りぼての月
平成二十六年四月十七日
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