只野ハルさん
のうた一覧
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湯上りのフリーなボディのままで飲む緑色した野菜のジュース
平成二十五年四月七日
1
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シールドに撥水剤を吹いたから雨のハイウェイ走りたくなる
平成二十五年四月七日
1
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公園で冷たい雨に濡れている空気の抜けた赤い自転車
平成二十五年四月七日
1
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もたれてる壁の冷たさ凍みてくるどうしてここに居るのだろうか
平成二十五年四月七日
3
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週末の冷たい雨の降る朝の沈む思いに重ね着をした
平成二十五年四月七日
7
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散るならば風に吹かれて舞うがいい濡れ落ち流るままになるより
平成二十五年四月六日
4
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夜になり風雨強まり窓を打つ他には何も聞こえない部屋
平成二十五年四月六日
2
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春雨に降り込められて午後の部屋ポールモーリアを聞く頬杖
平成二十五年四月六日
3
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仮初のボディーくねらせミクロより小さな家に誘い込むのさ
平成二十五年四月五日
1
イーハトーブ交響曲 注文の多い...
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ミクロより小さな家から出られない君に捕らわれもう戻れない
平成二十五年四月五日
1
イーハトーブ交響曲 注文の多い...
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遺品整理のポスティングありて託すべき人の無きことを思う
平成二十五年四月四日
5
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修理の電話混雑中Web申し込みは設問多しヤレヤレ
平成二十五年四月三日
2
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テレビでは花見弁当ランキング宅配弁当黙々と喰う
平成二十五年四月一日
5
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満開の桜咲く道過ぎて行く車の外は異世界のよう
平成二十五年三月三十日
8
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中日を過ぎて彼岸の墓参り先に備えし花どこの誰
平成二十五年三月二十四日
3
長い間自分以外に参る人はいなかっ...
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疲れたのに眠れなくて悲しくて泣かないようにきつく眼を閉じ
平成二十五年三月二十四日
0
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袖口がほころび始めたセーターを今年も仕舞うひとりの春に
平成二十五年三月二十二日
11
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思い立ち夜に始めた模様替え日付変われど収拾つかず
平成二十五年三月二十二日
2
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彷徨える主系列より小さな恒星の惑星に生きているような
平成二十五年三月二十一日
3
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地震予知自信の程を問う前に自身守るは日頃の備え
平成二十五年三月二十日
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