只野ハルさん
のうた一覧
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葦簾越し蒸し暑い風吹き込めば昼寝の後に残る気怠さ
平成二十五年七月五日
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父といるまた病院の待ち合いに予約時刻は既に過ぎてる
平成二十五年七月五日
3
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研修の看護学生お別れに父に手書きの冊子を渡す
平成二十五年七月一日
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切り絵、イラスト入りの優しさのあ...
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別々に入院し揃って退院する父母の車椅子を押す
平成二十五年七月一日
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看護師さんも手伝ってくれました。
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加圧タンク付き水鉄砲なんかやりすぎですよ遊びじゃなくなる
平成二十五年六月二十九日
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パラパラな雨音と時計のチクタク交じり合う不思議な合奏
平成二十五年六月二十九日
2
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濁流の橋の上から測定の器具を投げ込む職員を見る
平成二十五年六月二十六日
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丘の上の病院の窓辺から増水した川...
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晴れた夜 空ではなくて 頭上には 宇宙広がり 僕は旅立つ
平成二十五年六月二十六日
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僕の世界が閉じられて小さくなってゆくだけの日々ここでずっと
平成二十五年六月二十四日
7
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ハングして帰って来ないパソコンの電源ボタンに指置きながら
平成二十五年六月二十四日
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日曜の内科待合点滴の父を待つ曇天の暗がり
平成二十五年六月二十三日
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照明は落ちていて、窓の外は曇り空
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長雨の降り止み蛙まだ鳴けど明日は洗濯するんだからね
平成二十五年六月二十三日
2
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降水量帳尻合わせのまとめ降り台風頼みは良くないね
平成二十五年六月二十三日
1
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健康診断は異常なしだが原因不明の虚ろな思い
平成二十五年六月二十日
1
今年から会社ではなく病院で、、
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さびしいとちいさいは似ているひとりひざを抱える夜の片隅
平成二十五年六月二十日
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降り続き気温が下がり湿度さえ高くなく折った袖を伸ばす
平成二十五年六月二十日
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空梅雨の後の本降り高湿度汗の皮膜が躰を覆う
平成二十五年六月十九日
5
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ただ暑く土掘り返しこの腹を触れて冷やせど汗かけぬ故
平成二十五年六月十八日
1
夏の犬
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予報では所によってにわか雨降る所には降るのだろうね
平成二十五年六月十八日
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日々のこと詠んで綴ったライフログ楽しい歌は少ないけれど
平成二十五年六月十八日
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