只野ハルさん
のうた一覧
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沸騰しお米の粒が踊るまでおたまで混ぜてお粥炊きます
平成二十六年十一月一日
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食欲と味覚の秋が深まりてお腹周りも実り豊かに
平成二十六年十月三十一日
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おかっぱの中学女子らがフェンス越えショートカットする帰り道
平成二十六年十月二十八日
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いつも待たされたあの店も今はなく君ももういないこの街で
平成二十六年十月二十八日
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ラジオでレイ・チャールズの特集聴きながら身体を揺らしている
平成二十六年十月二十八日
6
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彼は言うゲストに夢を売るのならキャストが夢を信じなければ
平成二十六年十月二十七日
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甘城ブリリアントパーク 第一話
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雷鳴の音圧家を揺らし我布団の中で身を固くする
平成二十六年十月二十七日
7
昨夜のは人生最大の雷鳴だったかな...
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オキザリスピンクの花弁小春日の午後に開いて荒れ庭覆う
平成二十六年十月二十六日
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手入れせぬ荒れた小庭に一面のオキ...
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そしてまた酒に逃げても逃げきれず過去に囚われ沈んでいく
平成二十六年十月二十五日
9
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省エネのスロー加速をしていたら幼稚園バスに置いていかれた
平成二十六年十月二十四日
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ここんとこ調子イマイチ上がんない気のせいそれとも歳のせいかな
平成二十六年十月二十二日
8
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意味もなく夜更かししてるぼんやりと過ごす事にも意味はあるかも
平成二十六年十月二十二日
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窓の外今朝は冷たい雨が降る午後に気温がより下がるらし
平成二十六年十月二十二日
6
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レンタルの歩行器返し車椅子代わりに借りて父を連れ出す
平成二十六年十月二十二日
7
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濾し取らぬ麹の残り出汁入らぬ味噌のが高いは如何なる理由
平成二十六年十月二十二日
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味噌漉しに何も残らぬ出汁入りの味...
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刻まれて田に撒かれたる稲藁の朽ちて肥料となるは寂しき
平成二十六年十月二十一日
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陽の射せる疎林の小径彩れる落ち葉敷き詰め秋は深まり
平成二十六年十月二十一日
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寂しさは遅い午後にはただ一人林の奥に帰るのだろう
平成二十六年十月二十一日
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俯いてイライラなんかしてないで空に浮かんだ雲を見ようか
平成二十六年十月二十一日
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暖かな曇り日の朝のやさしさ降りだした雨傘をさしかけ
平成二十六年十月二十一日
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